工事現場における材料の保管
これは1級建築施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年6月11日(日)実施) No.51の問題です。論点は「施工計画」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
工事現場における材料の保管に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:(2) 高力ボルトは,工事現場受入れ時に包装を開封し,全数を確認してから乾燥した場所に,等級別,サイズ別に整理して保管した。
解き方
- 高力ボルトは,包装の完全なものを未開封のまま工事現場へ搬入し,乾燥した場所に等級別・径別・長さ別に整理して保管する。
- 包装を開封すると,湿気やほこりでねじ部や座金の表面状態が変わり,トルク係数値が変化して所定の締付け軸力が得られなくなる。開封は施工直前に,その日に使う分だけ行う。
- よって受入れ時に包装を開封して全数を確認するとした(2)が最も不適当である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。プレキャストコンクリートの床部材は平置きとし,台木を上下で同じ鉛直線上にそろえて有害な曲げ応力が生じないように積み重ねる。
- (2)適当でない。高力ボルトは未開封のまま保管し,施工直前に必要な数だけ開封する。開封するとトルク係数値が変化するおそれがある。
- (3)適当。板ガラスは車輪付き裸台で搬入し,乾燥した場所に裸台に乗せたまま保管するのが一般的である。
- (4)適当。硬質ウレタンフォーム保温板は反りぐせが付きやすいので,平坦な敷台の上に平積みで保管する。
引っかけ:高力ボルトの「開封は施工直前・使う分だけ」は頻出。材料保管では,ほかにアスファルトルーフィングは縦置き,ALCパネルは平積み(2段まで)なども問われる。
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論点ページ:施工計画の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成29年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級建築施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年6月11日(日)実施) No.51。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する