鉄骨工事の溶接
これは1級建築施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年6月11日(日)実施) No.31の問題です。論点は「鉄骨工事」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
鉄骨工事の溶接に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:(4) 溶接作業場所の気温が−5℃を下回っていたので,溶接部より100mmの範囲の母材部分を加熱して作業を行った。
解き方
- 溶接作業場所の気温が−5℃を下回る場合は,溶接を行ってはならない。
- −5℃から5℃までの場合は,溶接部から100mmの範囲の母材を適切に加熱すれば溶接できる。よって−5℃を下回るのに加熱して溶接した(4)が不適当である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。完全溶込み溶接の突合せ継手の余盛り高さは,一般に0〜3mm(ビード幅15mm未満)が許容範囲であり,3mmなら仕上げは不要である。
- (2)適当。梁端部の溶接では,入熱とパス間温度の管理が塑性変形能力の確保に重要である。
- (3)適当。疲労を受けるクレーンガーダーでは,エンドタブを切除してグラインダーで平滑に仕上げる。
- (4)適当でない。気温が−5℃を下回る場合は溶接を行わない。
引っかけ:−5℃未満は溶接しない,−5〜5℃は100mmの範囲を加熱して溶接する。
同じ論点の過去問
令和8年度 No.28鉄骨の加工及び組立て
令和8年度 No.53鉄骨の溶接
令和7年度 No.28高力ボルト接合(ボルト長さ・1次締め・めっき高力ボルト)
令和7年度 No.52鉄骨の建方(仮ボルト・建入れ直し)
令和6年度 No.28大空間鉄骨架構の建方工法
論点ページ:鉄骨工事の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成29年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級建築施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年6月11日(日)実施) No.31。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する