既製コンクリート杭の施工
これは1級建築施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年6月11日(日)実施) No.24の問題です。論点は「地業・杭」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
既製コンクリート杭の施工に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:(1) 荷降ろしのため杭を吊り上げるときは,安定するよう杭の両端の2点を支持して吊り上げるようにする。
解き方
- 既製コンクリート杭を2点で支持して吊り上げるときは,杭に生じる曲げモーメントが小さくなるよう,両端から杭長の1/5程度の位置を支持する。
- 杭の両端を支持すると中央部に大きな曲げモーメントが生じ,ひび割れの原因となる。よって(1)が不適当である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。2点支持は両端から杭長の1/5程度の位置とする。
- (2)適当。オーガーを急に引き上げると負圧で孔壁や支持地盤が緩むので,ゆっくり引き上げる。
- (3)適当。現場溶接継手は原則としてアーク溶接とする。
- (4)適当。オーガーは掘削時・引上げ時とも正回転とし,逆回転で土砂を孔内に落とさない。
引っかけ:吊り上げの支持点は「端」ではなく「1/5点」。
同じ論点の過去問
令和8年度 No.24アースドリル工法による場所打ちコンクリート杭
令和7年度 No.23既製コンクリート杭の施工
令和6年度 No.24場所打ちコンクリート杭の施工
令和5年度 No.23既製コンクリート杭の施工(吊り上げ・継手・杭頭)
令和4年度 No.24場所打ちコンクリート杭地業
論点ページ:地業・杭の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成29年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級建築施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年6月11日(日)実施) No.24。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する