排気チャンバー取付け要領図・冷媒用銅管接合要領図の改善策
これは2級管工事施工管理技士 第二次検定 令和7年度(2025年11月16日(日)実施) 問題1 設問3の問題です。論点は「ダクトの施工」(重要度B・解答の形は記述・穴埋め)。採点すると、解き方 4 手順・引っかけの指摘が読めます。
(1)及び(2)に示す図について、適切でない部分の改善策を解答欄に記述しなさい。
【問題1】次の設問1〜設問3の答えを解答欄に記述しなさい。


解答欄
正解
(1) 排気チャンバー取付け要領図の改善策 模範解答
排気チャンバーの底部に外壁ガラリ側へ下がる勾配を付け、浸入した雨水がガラリから屋外へ流れ出るようにする。
52 字別解
排気チャンバーの底部に排水管を設け、ガラリから吹き込んだ雨水がたまらないよう排水できるようにする。
チャンバー底部はガラリの下枠に向けて下り勾配とし、雨水が室内側にたまらず外へ抜ける構造にする。
(2) 冷媒用銅管接合要領図の改善策 模範解答
スリーブナットをフレアナットに替え、銅管の端部をフレアツールでラッパ状にフレア加工してから接続する。
50 字別解
銅管にフレアナットを通してから管端をフレア加工し、フレア面を継手に密着させてナットを締め付ける。
フレア接合用継手にはフレアナットを使い、銅管の端部はフレアツールで均一にラッパ状に広げて接合する。
要点(書けていたものにチェック)(1) 排気チャンバー取付け要領図の改善策(2) 冷媒用銅管接合要領図の改善策
要点の 6 割以上で「正解」扱いにします。
模範解答・別解は当サイトが作成したものです(主催者は記述式の解答を公表していません)。
解き方
- (1) 外壁ガラリは雨水の浸入を防ぐ構造とするが、強い風雨のときは雨水が吹き込むことがあるので、公共建築工事標準仕様書(機械設備工事編)第3編1.15.2では「雨水が浸入した場合に屋外に水が抜ける構造」とする。図の排気チャンバーは底面が水平で、浸入した雨水がチャンバー内にたまり、さびや室内への漏水の原因になる。チャンバーの底部はガラリ側(屋外側)へ下がる勾配を付けて水が外へ抜けるようにするか、排水管を設けて排水する。
- (1) の図で、ガラリの羽根が屋外側に下がっていること、防鳥網、相フランジの接合部のシール剤、点検口、チャンバーの架台は適切である。
- (2) フレア接合は、銅管の端部をフレアツールでラッパ状に広げ(フレア加工)、そのフレア面を継手の円すい面にフレアナットで押し付けて密着させる接合方法である。図は銅管の端部がまっすぐのままで、ナットも圧縮継手(食込み継手)用のスリーブナットになっている。フレアナットを先に銅管に通してから管端をフレア加工し、規定のトルクで締め付ける。
- 冷媒配管の接合は、公共建築工事標準仕様書(機械設備工事編)第2編2.4.6(10)では原則としてろう付けとしている。フレア接合は、機器との接続部など取外しが必要な箇所で使われる。
引っかけ:(2) は「スリーブナット」という部品名と、管端が加工されていないことの両方が誤り。改善策には「フレアナットを使う」「管端をフレア加工する」をまとめて書くとよい。
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論点ページ:ダクトの施工の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和7年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級管工事施工管理技士 第二次検定 令和7年度(2025年11月16日(日)実施) 問題1 設問3。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する