ネットワーク工程表(クリティカルパス・ダミー)
これは2級管工事施工管理技士 第一次検定 令和8年度 前期(2026年6月7日(日)実施) No.30の問題です。論点は「工程管理」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
下図に示すネットワーク工程表に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
ただし、図中のイベント間のA〜Hは作業内容、日数は作業日数を表す。

解答欄
正解
正解:(2) 作業Hの作業日数を1日短縮できると、全体の所要日数も1日短縮することができる。
解き方
- 各イベントの最早開始時刻を求める。②は4日、③はmax(3, 4+0) = 4日、④は4+4 = 8日、⑤はmax(4+3, 8+0) = 8日、⑥はmax(4+6, 8+2) = 10日、⑦はmax(10+5, 8+7) = 15日となる。
- 全体の所要日数は15日で、クリティカルパスは①→②→⑥→⑦(B・C・H)、①→②→③→④→⑤→⑥→⑦(B・E・G・H)、①→②→③→④→⑦(B・E・F)の3本である。
- 作業Hを1日短縮しても、Hを通らないクリティカルパスB→E→Fが15日のままなので、全体の所要日数は短縮できない。よって(2)が適当でない。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。クリティカルパスはB・C・H、B・E・G・H、B・E・Fの3本で、所要日数は15日である。
- (2)適当でない。Hを短縮してもB→E→Fの15日が残るので、全体の所要日数は変わらない。
- (3)適当。作業Dはイベント③から始まり、③には作業Aと、ダミーを経て作業Bが入るので、AとBの完了後でなければ開始できない。
- (4)適当。作業の前後関係だけを表し、日数をもたない点線矢印をダミーという。
引っかけ:クリティカルパスが複数あるときは、全部のパスに共通する作業(この図ではB)を短縮しないと全体の日数は縮まらない。
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→令和8年度 前期の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級管工事施工管理技士 第一次検定 令和8年度 前期(2026年6月7日(日)実施) No.30。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する