令和5年度 後期 No.8論点:熱負荷・空気線図重要度 A配点 1点未着手

暖房時の湿り空気線図とシステム図の対応

これは2級管工事施工管理技士 第一次検定 令和5年度 後期(2023年11月19日(日)実施) No.8の問題です。論点は「熱負荷・空気線図」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。

下図に示す暖房時の湿り空気線図のd点に対応する空気調和システム図上の位置として、適当なものはどれか。

暖房時の湿り空気線図。横軸は乾球温度t、縦軸は絶対湿度x、左上に飽和空気線。点bは左下、点aはbの右上、点cはa―bを結ぶ線上の点。cから右へ水平に線が引かれ点dに至る。dから左上に線が引かれ点eに至り、eはaと同じ高さ(絶対湿度)でaより右にあり、e―aが水平の線で結ばれている。
空気調和システム図。外気(OA)が取り入れられ、居室からの還気(RA)の一部と合流して空気調和機に入る。還気の残りは排気(EA)として排出される。空気調和機の中は上流から順に、加熱コイルの入口側に②、加熱コイルと加湿器の間に③、加湿器と送風機の間に④がある。送風機から給気(SA)が居室へ吹き出され、居室の還気口に①がある。

解答欄

選択肢を 1 つ選んで「採点する」を押してください。

正解

正解:(3) ③

解き方

  1. 暖房時の湿り空気線図で、bは低温低湿の外気、aは室内空気(還気)、cはa―bを結ぶ線上にある外気と還気の混合空気である。c→dは絶対湿度が一定のまま温度が上がっているので加熱コイルによる加熱、d→eは加湿器による加湿、e→aは給気が室内の負荷を処理する変化である。
  2. システム図では、加熱コイルの出口で加湿器の入口にあたる位置が③である。よってd点に対応するのは(3)である。

選択肢ごとの解説

  1. (1)適当でない。①は居室からの還気で、a点に対応する。
  2. (2)適当でない。②は外気と還気が混合した加熱コイル入口で、c点に対応する。
  3. (3)適当。③は加熱コイル出口(加湿器入口)で、d点に対応する。
  4. (4)適当でない。④は加湿器出口(送風機入口)で、給気の状態e点に対応する。
引っかけ:線図上の水平な移動は加熱(顕熱だけの変化)、絶対湿度が上がる移動は加湿である。水噴霧の加湿では乾球温度が下がるので、d→eは左上に向かう。

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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級管工事施工管理技士 第一次検定 令和5年度 後期(2023年11月19日(日)実施) No.8。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する