暖房時の湿り空気線図の状態点
これは2級管工事施工管理技士 第一次検定 令和8年度 前期(2026年6月7日(日)実施) No.8の問題です。論点は「熱負荷・空気線図」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
下図に示す定風量単一ダクト方式における湿り空気線図に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

解答欄
正解
正解:(4) 空気調和機出口空気の状態点は、③である。
解き方
- 図の②―③―①は一直線上にあり、③は外気②と室内空気①の混合点である。③から絶対湿度一定のまま④へ温度が上がるのは加熱コイルによる加熱、④から⑤へは加湿(水噴霧の加湿は湿球温度がほぼ一定で左上へ進む)、⑤から①へは吹出し空気が室内で熱を放出して室内の状態に戻る変化である。
- したがって図は暖房時の状態変化で、室内空気は①、導入外気は②、空気調和機の出口空気(吹出し空気)は⑤である。③は混合空気なので(4)が適当でない。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。加熱(③→④)と加湿(④→⑤)を行っているので暖房時の状態変化である。
- (2)適当。①は外気②との混合線の端にあり、吹出し空気⑤が熱を放出して至る点なので室内空気である。
- (3)適当。②は低温・低湿度の点で、導入外気である。
- (4)適当でない。③は外気と還気の混合点で、空気調和機の出口空気の状態点は⑤である。
引っかけ:混合点は2つの状態点を結ぶ直線上にある。まず直線上に並ぶ3点を探すと、外気・室内空気・混合空気が分かる。
同じ論点の過去問
令和8年度 前期 No.9冷房時の熱負荷(空気層・OA機器)
令和7年度 後期 No.8定風量単一ダクト方式の冷房時の空気線図
令和7年度 前期 No.8暖房時の湿り空気線図(状態点)
令和7年度 前期 No.9熱負荷(構造体・ガラス面・外気・人体)
令和6年度 後期 No.8冷房時の湿り空気線図とシステム図の対応
論点ページ:熱負荷・空気線図の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和8年度 前期の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級管工事施工管理技士 第一次検定 令和8年度 前期(2026年6月7日(日)実施) No.8。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する