令和2年度 後期 No.8論点:熱負荷・空気線図重要度 A配点 1点未着手

暖房時の湿り空気線図と空気調和システム図

これは2級管工事施工管理技士 第一次検定 令和2年度 後期(2020年11月15日(日)実施) No.8の問題です。論点は「熱負荷・空気線図」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。

暖房時の湿り空気線図のA点に対応する空気調和システム図上の位置として、適当なものはどれか。

暖房時の湿り空気線図。横軸は乾球温度t、右の縦軸は絶対湿度x、左上に飽和空気線。点Bは左下、点Cは飽和空気線の近く、点AはCの右上で、B・C・Aは一直線上に並ぶ。点EはAと同じ絶対湿度でAの右にあり、点DはCと同じ絶対湿度で右端にある。CからDへ水平線、DからEへ左上がりの線、EからAへ水平線で結ばれている。
空気調和システム図。外気②がOAとして取り入れられ、居室からの還気(①の位置、居室の吸込口)がRAとして戻り、両者が合流して空気調和機に入る。空気調和機の中は上流から加熱コイル、③(加熱コイルと加湿器の間)、加湿器、④(加湿器と送風機の間)、送風機(F)の順。送風機からSAとして居室の2つの吹出口へ送られる。居室の反対側の壁には排気口がある。

解答欄

選択肢を 1 つ選んで「採点する」を押してください。

正解

正解:(1) ①

解き方

  1. 湿り空気線図で、Bは最も温度・湿度が低いので外気、CはBとAを結ぶ線上にあるので外気と還気の混合空気である。C→Dは絶対湿度一定で温度が上がっているので加熱コイルによる加熱、D→Eは温度が下がり絶対湿度が増えているので水噴霧による加湿である。
  2. Eは空気調和機の出口(吹出し空気)で、室内で熱を放出してAの状態になる。したがってAは室内空気(居室から戻る還気)の状態である。システム図では居室の吸込口の位置①がこれに当たる。よって(1)が適当である。
  3. なお、②は外気(B)、③は加熱コイル出口(D)、④は加湿器出口(E)に当たる。

選択肢ごとの解説

  1. (1)適当。①は居室からの還気で、室内空気の状態点Aに対応する。
  2. (2)適当でない。②は外気で、状態点Bに対応する。
  3. (3)適当でない。③は加熱コイルの出口で、状態点Dに対応する。
  4. (4)適当でない。④は加湿器の出口(吹出し空気)で、状態点Eに対応する。
引っかけ:混合点Cは外気Bと室内空気Aを結ぶ直線上にある。混合の線の端で、外気でない方が室内の状態点である。

同じ論点の過去問

令和2年度 後期の前後の問題

2級管工事施工管理技士 第一次検定 過去問一覧(回別・論点別)

出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級管工事施工管理技士 第一次検定 令和2年度 後期(2020年11月15日(日)実施) No.8。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する