排水管接合要領図(継手の名称と特徴)
これは1級管工事施工管理技士 第二次検定 令和7年度(2025年12月7日(日)実施) 問題1 設問3の問題です。論点は「配管の施工」(重要度A・解答の形は記述・穴埋め)。採点すると、解き方 3 手順・引っかけの指摘が読めます。
下図に示す排水管接合要領図について、継手の名称を解答欄の(1)に記述しなさい。
また、この継手の特徴又は接合方法を解答欄の(2)に記述しなさい。

解答欄
正解
(1) 継手の名称 模範解答
排水鋼管用可とう継手(MD継手)
16 字別解
MD継手
MDジョイント
(2) 継手の特徴又は接合方法 模範解答
管にねじを切らずに継手へ差し込み、専用フランジとT字ボルトでゴムパッキンを締め付けて接合するので、施工が容易で、管の伸縮や変位を吸収できる。
70 字別解
管端を管軸に直角に切断して面取りし、管に専用フランジとパッキンを通して継手に差し込んだ後、T字ボルトのナットを片締めにならないよう均等に締め付ける。
ゴムパッキンの圧着で水密を保つメカニカル形の接合で、ねじ加工や溶接が不要なため、ライニング鋼管の管端の損傷が少なく、地震時の変位にも追従しやすい。
要点(書けていたものにチェック)(1) 継手の名称(2) 継手の特徴又は接合方法
要点の 6 割以上で「正解」扱いにします。
模範解答・別解は当サイトが作成したものです(主催者は記述式の解答を公表していません)。
解き方
- 図は、排水用硬質塩化ビニルライニング鋼管の管端を継手本体に差し込み、ロックパッキン又はクッションパッキンを専用フランジとT字ボルト・ナットで押し付けて止水する継手である。これは排水鋼管用可とう継手(通称MD継手)で、排水用硬質塩化ビニルライニング鋼管や排水用ノンタールエポキシ塗装鋼管、配管用炭素鋼鋼管(白)の排水管・通気管に使われる。
- 特徴は、ねじ加工や溶接が不要で施工が容易なこと、ゴムパッキンの弾性で水密を保つため管の伸縮や地震時の変位をある程度吸収できること、管端が継手の中で離れているので軸方向の動きを許容することである。
- 接合は、公共建築工事標準仕様書(機械設備工事編)第2編2.5.6(1) により、管端を直角に切断して内外面の面取りを行い、パッキン当たり面に変形や傷がないことを確かめてから、フランジ、ロックパッキン又はクッションパッキンの順に部品を通した管端を継手本体にはめ込み、ボルト・ナットを周囲均等に適正なトルクで締め付ける。ロックパッキンの場合は、管の先端と継手本体の差込み段差との間に、必要により熱伸縮を緩和する隙間を設ける。
引っかけ:ねじ込み式排水管継手(ドレネージ継手)と混同しない。図にはねじが無く、パッキンとフランジ・ボルトで締め付けている。
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論点ページ:配管の施工の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和7年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級管工事施工管理技士 第二次検定 令和7年度(2025年12月7日(日)実施) 問題1 設問3。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する