令和8年度 問題A No.24論点:排煙重要度 B配点 1点未着手

機械排煙設備の各部の排煙風量

これは1級管工事施工管理技士 第一次検定 令和8年度(2026年9月6日(日)実施) 問題A No.24の問題です。論点は「排煙」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 4 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。

下図に示す2階建ての建築物の機械排煙設備において、各部が受け持つ必要最小排煙風量として、適当でないものはどれか。

ただし、本設備は「建築基準法」の避難安全検証法(区画、階、全館)及び特殊な構造によらないものとする。また、上下階の排煙口は同時開放しないものとし、隣接する2防煙区画は同時開放の可能性があるものとする。

2階建ての建築物の機械排煙設備の系統図。1階は左から防煙区画面積400m²、450m²、300m²の3区画、2階は左から350m²、350m²の2区画。各区画に排煙口の枝ダクトがあり、各階の横主ダクトが右端の立てダクトに接続し、屋上の排煙機につながる。A部は1階の横主ダクトのうち400m²の区画の枝ダクトと450m²の区画の枝ダクトの間の部分。B部は1階の横主ダクトのうち300m²の区画の枝ダクトより先(立てダクト側)の部分。C部は2階の横主ダクトのうち右側の350m²の区画の枝ダクトより先(立てダクト側)の部分。

解答欄

選択肢を 1 つ選んで「採点する」を押してください。

正解

正解:(2) ダクトB部:27,000m³/h

解き方

  1. 排煙風量は、1防煙区画のみを受け持つ部分は防煙区画面積 × 1m³/(min・m²)(60m³/h・m²)、複数の防煙区画を受け持つ部分は隣接する2防煙区画の合計面積 × 60m³/h とする。排煙機は最大の防煙区画面積 × 120m³/h(2m³/(min・m²))以上で、かつ各部の最大風量以上とする(建築基準法施行令第126条の3第1項第9号の考え方)。
  2. A部は400m²の区画のみを受け持つので 400 × 60 = 24,000m³/h である。
  3. B部は1階の3区画を受け持つ。隣接する2区画の合計の最大は 400 + 450 = 850m² なので 850 × 60 = 51,000m³/h となり、27,000m³/hは誤りである。
  4. C部は2階の2区画を受け持ち 700 × 60 = 42,000m³/h、排煙機は 450 × 120 = 54,000m³/h(51,000m³/h以上)で適当である。よって(2)が適当でない。

選択肢ごとの解説

  1. (1)適当。A部は400m²の1区画のみを受け持つので 400 × 60 = 24,000m³/hである。
  2. (2)適当でない。B部は隣接する400m²と450m²の区画の同時開放を見込み、850 × 60 = 51,000m³/hとなる。
  3. (3)適当。C部は隣接する2区画の合計 700 × 60 = 42,000m³/hである。
  4. (4)適当。排煙機は最大防煙区画 450 × 120 = 54,000m³/hで、各部の最大値51,000m³/h以上を満たす。
引っかけ:27,000m³/hは最大区画450m²を1区画分だけ見込んだ値。隣接2区画の同時開放の条件を読み落とさない。

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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級管工事施工管理技士 第一次検定 令和8年度(2026年9月6日(日)実施) 問題A No.24。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する