湿り空気線図によるコイルの冷却負荷
これは1級管工事施工管理技士 第一次検定 令和8年度(2026年9月6日(日)実施) 問題A No.17の問題です。論点は「熱負荷・空気線図」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
下図に示す冷房時の湿り空気線図における空気調和機のコイルの冷却負荷の値として適当なものはどれか。
ただし、送風量は9,000m³/h、空気の密度は1.2kg/m³とする。

解答欄
正解
正解:(3) 60kW
解き方
- 図の4点は、外気(85kJ/kg(DA))、外気と還気の混合空気(66kJ/kg(DA))、室内空気(60kJ/kg(DA))、コイル出口空気(46kJ/kg(DA))である。混合空気の点は外気と室内空気を結ぶ直線上にある。
- コイルの冷却負荷は、コイル入口(混合空気)と出口の比エンタルピー差で求める。質量流量は G = 9,000 × 1.2 / 3,600 = 3kg/s である。
- 冷却負荷 = G × Δh = 3 × (66 − 46) = 60kW となる。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。42kWは室内空気(60)とコイル出口(46)の差で計算した値で、室内の負荷に当たる。
- (2)適当でない。57kWは外気(85)と混合空気(66)の差で計算した値である。
- (3)適当。3kg/s × (66 − 46)kJ/kg(DA) = 60kWとなる。
- (4)適当でない。75kWは外気(85)と室内空気(60)の差で計算した値で、外気負荷に当たる。
引っかけ:コイル負荷=室内負荷+外気負荷(42+18=60kW)でも確かめられる。外気負荷は外気量分だけなので、85−60をそのまま全風量に掛けない。
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論点ページ:熱負荷・空気線図の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和8年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級管工事施工管理技士 第一次検定 令和8年度(2026年9月6日(日)実施) 問題A No.17。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する