保温・保冷(目地・貫通部・熱伝導率)
これは1級管工事施工管理技士 第一次検定 令和5年度(2023年9月3日(日)実施) 問題B No.8の問題です。論点は「保温・塗装・腐食」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
保温、保冷に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(4) グラスウール保温材は、密度が大きい方が熱伝導率は大きい。
解き方
- グラスウールやロックウールなどの繊維質保温材は、通常の使用範囲では、密度が大きくなるほど繊維間の空気の対流やふく射による伝熱が抑えられ、熱伝導率は小さくなる。
- よって、密度が大きい方が熱伝導率は大きいとする(4)が適当でない。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。横走り配管の保温筒の抱合せ目地は、雨水や結露水が入りにくく、たるみが生じにくいよう管の横側に位置させる。
- (2)適当。蒸気管が壁や床を貫通する部分は、伸縮を考慮して貫通部とその前後25mm程度は保温を行わない。
- (3)適当。保温材の熱伝導率は温度が高くなるほど大きくなる。
- (4)適当でない。グラスウール保温材は、密度が大きいほど熱伝導率は小さくなる。
引っかけ:保温材の熱伝導率は「温度が上がると大きく、密度が上がると(繊維質では)小さく、水分を含むと大きく」なる。
同じ論点の過去問
令和8年度 問題B No.8保温・保冷の施工
令和8年度 問題B No.29腐食・防食(電気防食・金属溶射)
令和7年度 問題B No.8保温・保冷・塗装(継目・F☆☆☆☆・塗装条件)
令和7年度 問題B No.9腐食・防食(溝状腐食・蒸気配管・めっき)
令和6年度 問題B No.8保温・保冷の施工(テープ止め・鉄線巻き)
論点ページ:保温・塗装・腐食の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和5年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級管工事施工管理技士 第一次検定 令和5年度(2023年9月3日(日)実施) 問題B No.8。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する