保温・保冷の施工(テープ止め・鉄線巻き)
これは1級管工事施工管理技士 第一次検定 令和6年度(2024年9月1日(日)実施) 問題B No.8の問題です。論点は「保温・塗装・腐食」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
保温、保冷の施工に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(1) ポリスチレンフォーム保温筒を冷水管の保温に使用する場合、保温筒1本につき2か所以上粘着テープ巻きを行うことにより、合わせ目の粘着テープ止めは省略できる。
解き方
- 公共建築工事標準仕様書(機械設備工事編)では、ポリスチレンフォーム保温筒は合わせ目を全て粘着テープで止め、継目は粘着テープ2回巻きとする。粘着テープを巻く箇所を増やせば合わせ目のテープ止めを省略してよいという定めはない。よって(1)が適当でない。
- テープ巻きの重なり幅は15mm以上で下方から上方へ巻き上げる。鉄線巻きは帯状材で50mmピッチ(スパイラルダクトの場合は150mmピッチ)以下のらせん巻きである。保温筒を2層以上重ねる場合は、層ごとに鉄線で巻き締めて継目をずらす。よって(2)〜(4)は適当である。
- (1)の数値(1本につき2か所)は筒状材の鉄線巻きの規定(1本につき2か所以上、2巻き締め)と似せてあり、紛らわしい。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。ポリスチレンフォーム保温筒は、合わせ目を全て粘着テープで止める必要がある。
- (2)適当。テープ巻きの重なり幅は15mm以上とし、立て配管では下方から上方へ巻き上げる。
- (3)適当。保温筒を2層以上重ねる場合は、それぞれの層の保温筒を鉄線で巻き締める。
- (4)適当。スパイラルダクトに帯状保温材を用いる場合の鉄線巻きは、150mm以下のピッチのらせん巻き締めとする。
引っかけ:鉄線巻きのピッチは帯状材50mm以下、スパイラルダクトは150mm以下。ポリスチレンフォーム保温筒は合わせ目を全てテープ止め。
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論点ページ:保温・塗装・腐食の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和6年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級管工事施工管理技士 第一次検定 令和6年度(2024年9月1日(日)実施) 問題B No.8。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する