腐食・防食(溝状腐食・電気防食・pH)
これは1級管工事施工管理技士 第一次検定 令和5年度(2023年9月3日(日)実施) 問題B No.10の問題です。論点は「保温・塗装・腐食」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
腐食、防食に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(3) 配管用炭素鋼鋼管(白)は、pH値が低くなるほど腐食は進行せず、pH値が高くなるほど腐食が進行する。
解き方
- 鋼管の腐食は、水のpH値が低い(酸性)ほど進行しやすく、pH値が高い(アルカリ性)側では鉄の表面に保護皮膜ができやすく腐食が抑えられる。
- よって、pH値が低いほど腐食が進行しないとする(3)が適当でない。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。配管用炭素鋼鋼管(白)の電縫鋼管は溶接部に溝状腐食が生じることがあるので、冷温水管には鍛接鋼管や耐溝状腐食電縫鋼管を使用する。
- (2)適当。流電陽極方式は、防食する金属より電位の低いマグネシウム合金や亜鉛などを犠牲陽極として接続し、防食電流を流す方式である。
- (3)適当でない。pH値が低い(酸性)ほど鋼管の腐食は進行しやすい。
- (4)適当。自然電位の異なる金属を接続するとガルバニック腐食(異種金属接触腐食)が起こるため、絶縁継手などを介して接続する。
引っかけ:酸性の水ほど鋼管は腐食しやすい。
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論点ページ:保温・塗装・腐食の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和5年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級管工事施工管理技士 第一次検定 令和5年度(2023年9月3日(日)実施) 問題B No.10。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する