給湯設備(線膨張係数・温水発生機・返湯管)
これは1級管工事施工管理技士 第一次検定 令和5年度(2023年9月3日(日)実施) 問題A No.30の問題です。論点は「給湯設備」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
給湯設備に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(1) 架橋ポリエチレン管の線膨張係数は、ステンレス鋼管の数値よりも小さい。
解き方
- 架橋ポリエチレン管の線膨張係数は約1.4×10⁻⁴/K(0.14mm/(m・K))で、ステンレス鋼管の約1.7×10⁻⁵/Kの約8倍と大きい。
- 樹脂管は金属管より伸縮が大きいので、配管の伸縮を考慮して支持・施工する。小さいとする(1)が適当でない。
- (4)は、給湯の循環配管ではリバースリターン方式にしても各系統の循環流量が均等になるとは限らないので、一般に採用せず、返湯管に定流量弁や玉形弁を設けて流量を調整するという趣旨の記述であり、適当と判断した。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。架橋ポリエチレン管の線膨張係数はステンレス鋼管よりかなり大きい。
- (2)適当。真空式・無圧式の温水発生機は缶内が大気圧以下又は大気に開放されており、缶水温度は100℃を超えない。
- (3)適当。返湯管径は、循環流量と管内流速から求める。
- (4)適当。給湯の循環配管にリバースリターン方式を用いても流量は均等にならず、遠い系統と近い系統で循環の偏りが生じるので採用せず、弁で流量を調整する。
引っかけ:樹脂管の線膨張係数は鋼管・銅管・ステンレス鋼管より1けた大きい。
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論点ページ:給湯設備の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和5年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級管工事施工管理技士 第一次検定 令和5年度(2023年9月3日(日)実施) 問題A No.30。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する