腐食・防食(蒸気配管・電気防食)
これは1級管工事施工管理技士 第一次検定 令和4年度(2022年9月4日(日)実施) 問題B No.10の問題です。論点は「保温・塗装・腐食」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 1 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
腐食・防食に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(1) 蒸気配管系統に配管用炭素鋼鋼管(黒)を使用する場合、蒸気管(往き管)は、還水管よりも腐食が発生しやすい。
解き方
- 蒸気配管系統では、還水管(凝縮水管)のほうが腐食しやすい。凝縮水には溶け込んだ二酸化炭素による炭酸や酸素が含まれ、管内が水と空気にさらされるためである。往きの蒸気管は乾いた蒸気が流れるので腐食しにくい。よって(1)が適当でない。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。還水管のほうが、凝縮水中の炭酸や溶存酸素により腐食しやすい。
- (2)適当。外部電源方式では、直流電源装置のプラス端子に電極(陽極)を、マイナス端子に被防食体を接続して防食電流を流す。
- (3)適当。溶融めっき(溶融亜鉛めっきなど)は、溶融した金属の槽に被処理材を浸して表面に金属被覆を作る防食方法である。
- (4)適当。密閉系の冷温水配管は新たな酸素の供給がほとんどないので、腐食速度は遅い。
引っかけ:蒸気管より還水管、密閉系より開放系のほうが腐食しやすい。
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論点ページ:保温・塗装・腐食の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和4年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級管工事施工管理技士 第一次検定 令和4年度(2022年9月4日(日)実施) 問題B No.10。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する