湿り空気の状態変化(加熱・冷却・加湿)
これは1級管工事施工管理技士 第一次検定 令和4年度(2022年9月4日(日)実施) 問題A No.9の問題です。論点は「熱工学」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
湿り空気に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(2) 湿り空気をその露点温度より高い温度の冷却コイルで冷却すると、絶対湿度は上がる。
解き方
- 露点温度より高い表面温度の冷却コイルで冷却すると、空気中の水蒸気は凝縮しないので、絶対湿度は変わらない(顕熱だけの冷却)。
- このとき乾球温度が下がるので相対湿度は上がるが、絶対湿度は上がらない。よって(2)が適当でない。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。加熱では水蒸気量は変わらないので、絶対湿度は一定で相対湿度が下がる。
- (2)適当でない。露点温度より高い温度で冷却しても結露しないので、絶対湿度は変わらない。
- (3)適当。水スプレーによる加湿は断熱変化に近く、湿球温度一定の線に沿って変化するので、湿球温度はほとんど変わらない。
- (4)適当。蒸気スプレーで加湿すると水蒸気が加わり、絶対湿度と相対湿度がともに上がる(乾球温度はほとんど変わらない)。
引っかけ:冷却で絶対湿度が変わるのは、コイル表面温度が露点温度より低いとき(除湿)だけである。
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→令和4年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級管工事施工管理技士 第一次検定 令和4年度(2022年9月4日(日)実施) 問題A No.9。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する