熱(比熱・熱放射・膨張係数・成績係数)
これは1級管工事施工管理技士 第一次検定 令和4年度(2022年9月4日(日)実施) 問題A No.7の問題です。論点は「熱工学」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
熱に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(1) 気体の定容比熱と定圧比熱を比べると、常に定容比熱の方が大きい。
解き方
- 定圧変化では、加えた熱の一部が膨張による外部への仕事に使われるので、同じ温度上昇に定容変化より多くの熱を要する。
- そのため気体の定圧比熱は定容比熱より常に大きく(cp − cv = R)、比熱比cp/cvは1より大きい。よって(1)が適当でない。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。気体では常に定圧比熱の方が大きく、その差は気体定数に等しい。
- (2)適当。熱放射は、物体が電磁波の形で熱エネルギーを放出・吸収する現象で、媒体がなくても伝わる。
- (3)適当。膨張係数は、物質の温度が1℃上昇したときに膨張する割合(長さなら線膨張係数、体積なら体膨張係数)である。
- (4)適当。凝縮温度が一定で蒸発温度を低くすると、圧縮機の仕事が増えて冷凍効果が減るので、成績係数は小さくなる。
引っかけ:比熱比 κ = cp/cv > 1(空気で約1.4)を覚えておくと迷わない。
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論点ページ:熱工学の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和4年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級管工事施工管理技士 第一次検定 令和4年度(2022年9月4日(日)実施) 問題A No.7。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する