熱力学(カルノーサイクル・エントロピー・比熱)
これは1級管工事施工管理技士 第一次検定 令和8年度(2026年9月6日(日)実施) 問題A No.5の問題です。論点は「熱工学」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
熱に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(1) カルノーサイクルの熱効率は、高温熱源と低温熱源の温度比の二乗に比例する。
解き方
- カルノーサイクルの熱効率は η = 1 − T2/T1(T1:高温熱源の絶対温度、T2:低温熱源の絶対温度)で表される。
- 熱効率は温度比で決まるが、温度比の二乗に比例するわけではない。よって(1)が適当でない。
- (3)は、異種金属の接合部に直流電流を流すと一方が吸熱し他方が発熱するペルチェ効果の説明である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。カルノーサイクルの熱効率は 1 − T2/T1 であり、温度比の二乗に比例するものではない。
- (2)適当。断熱系で不可逆変化が起こると、エントロピーは必ず増加する(エントロピー増大の原理)。
- (3)適当。ペルチェ効果の説明であり、電子冷却などに利用される。
- (4)適当。定圧では膨張による仕事の分だけ多くの熱を要するので、定圧比熱は定容比熱より大きい。
引っかけ:カルノー効率は「1 − 低温/高温(絶対温度)」。両熱源の温度差が大きいほど効率が高い。
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論点ページ:熱工学の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和8年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級管工事施工管理技士 第一次検定 令和8年度(2026年9月6日(日)実施) 問題A No.5。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する