管路の圧力損失の計算(全圧・静圧・動圧)
これは1級管工事施工管理技士 第一次検定 令和4年度(2022年9月4日(日)実施) 問題A No.5の問題です。論点は「流体工学」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
下図に示す水平な管路内を空気が流れる場合において、A点とB点の間の圧力損失ΔPの値として適当なものはどれか。
ただし、A点の流速は10m/s、A点の静圧は30Pa、B点の全圧は70Pa、空気の密度は1.2kg/m³とする。

解答欄
正解
正解:(3) 20Pa
解き方
- A点の動圧はPv = ρv²/2 = 1.2 × 10² / 2 = 60Paである。
- A点の全圧は、静圧+動圧 = 30 + 60 = 90Paである。
- 水平な管路なので、A点とB点の全圧の差が圧力損失となる。ΔP = 90 − 70 = 20Paとなり、(3)が適当である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。10PaではB点の全圧が80Paとなり、条件の70Paに合わない。
- (2)適当でない。15PaではB点の全圧が75Paとなり、条件の70Paに合わない。
- (3)適当。A点の全圧90Pa(静圧30Pa+動圧60Pa)からB点の全圧70Paを引いて20Paとなる。
- (4)適当でない。25PaではB点の全圧が65Paとなり、条件の70Paに合わない。
引っかけ:圧力損失は全圧の差で求める。静圧どうしを比べると、断面の変化による動圧の増減を損失と取り違える。
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論点ページ:流体工学の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和4年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級管工事施工管理技士 第一次検定 令和4年度(2022年9月4日(日)実施) 問題A No.5。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する