令和4年度 問題A No.6論点:流体工学重要度 A配点 1点未着手

ピトー管の原理(流速と高さの関係)

これは1級管工事施工管理技士 第一次検定 令和4年度(2022年9月4日(日)実施) 問題A No.6の問題です。論点は「流体工学」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。

下図は流速を計測する器具の原理を説明したものである。その「器具の名称」と「流速(v)と高さ(h)の関係」の組合せとして、適当なものはどれか。

(器具の名称) ― (vとhの関係)

流れ(流速v)に向けて置いたL字形の二重管の図。先端の全圧孔にp1、側面の静圧孔にp2が作用する。二重管の内管は全圧、外管は静圧としてU字形のマノメーターの両側につながり、マノメーターの液面の高さの差がh。

解答欄

選択肢を 1 つ選んで「採点する」を押してください。

正解

正解:(2) ピトー管 ― vは√hに比例

解き方

  1. 図は、流れに向いた全圧孔と側面の静圧孔をもつ二重管をマノメーターにつないだもので、ピトー管である。ベンチュリー管は管路の断面を絞り、絞り前後の静圧差から流量を求める器具である。
  2. マノメーターの差圧(全圧−静圧)は動圧ρv²/2に等しく、差圧は液柱の高さhに比例する。したがってv = √(2 × 差圧 / ρ)となり、vは√hに比例する。よって(2)が適当である。

選択肢ごとの解説

  1. (1)適当でない。器具はピトー管であるが、動圧が流速の2乗に比例するので、vはhではなく√hに比例する。
  2. (2)適当。全圧孔と静圧孔の差圧(動圧)を測るピトー管で、vは√hに比例する。
  3. (3)適当でない。図は全圧孔と静圧孔をもつピトー管であり、ベンチュリー管ではない。またvは√hに比例する。
  4. (4)適当でない。vは√hに比例するが、図の器具はベンチュリー管ではなくピトー管である。
引っかけ:全圧孔と静圧孔があればピトー管。流速は差圧の平方根に比例する。

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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級管工事施工管理技士 第一次検定 令和4年度(2022年9月4日(日)実施) 問題A No.6。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する