排煙設備(予備電源・耐熱性能・排煙風量)
これは1級管工事施工管理技士 第一次検定 令和4年度(2022年9月4日(日)実施) 問題A No.25の問題です。論点は「排煙」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
排煙設備に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
ただし、本設備は「建築基準法」による、区画・階及び全館避難安全検証法並びに特殊な構造によらないものとする。
解答欄
正解
正解:(4) 2以上の防煙区画を対象とする場合の排煙風量は、120m³/min以上で、かつ最大防煙区画の床面積1m²につき1m³/min以上とする。
解き方
- 建築基準法施行令第126条の3第1項第9号で、排煙機は1分間に120m³以上で、かつ防煙区画部分の床面積1m²につき1m³以上の空気を排出する能力をもつものとされている。
- ただし、2以上の防煙区画部分に係る排煙機は、そのうち床面積が最大のものの床面積1m²につき2m³以上とする。1m³/min以上とした(4)が適当でない。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。昭和45年建設省告示第1829号で、排煙設備の予備電源は30分間継続して作動させることができる容量以上で、常用電源が断たれたときに自動的に切り替わるものとされている。
- (2)適当。排煙立てダクトに防火ダンパーを設けると、閉鎖して排煙ができなくなるおそれがあるので、原則として設けない。
- (3)適当。排煙機は、吸込温度が280℃に達する間に運転に異常がなく、かつ280℃の状態で30分間以上異常なく運転できる耐熱性能が求められる。
- (4)適当でない。2以上の防煙区画を受け持つ排煙機は、最大防煙区画の床面積1m²につき2m³/min以上とする。
引っかけ:1区画なら1m³/(min・m²)、2区画以上を受け持つなら最大区画に2m³/(min・m²)。いずれも最低120m³/min。
同じ論点の過去問
令和8年度 問題A No.24機械排煙設備の各部の排煙風量
令和8年度 問題A No.25機械排煙設備の排煙口
令和7年度 問題A No.24機械排煙設備(排煙口・排煙機の風量・天井チャンバー)
令和7年度 問題A No.25排煙設備(防煙区画・排煙機の位置・排煙ダクト・予備電源)
令和6年度 問題A No.24排煙設備(排煙口の位置・面積)
論点ページ:排煙の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和4年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級管工事施工管理技士 第一次検定 令和4年度(2022年9月4日(日)実施) 問題A No.25。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する