機器の据付け(耐震ストッパー・アンカー・吊り上げ)
これは1級管工事施工管理技士 第一次検定 令和3年度(2021年9月12日(日)実施) 問題B No.27の問題です。論点は「機器の据付け」(重要度B・解答の形は4つの選択肢から2つを選ぶ形式)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
機器の据付けに関する記述のうち、適当でないものはどれか。適当でないものは二つあるので、二つとも答えなさい。
解答欄
正解
正解:(1) 防振基礎に設ける耐震ストッパーは、地震時における機器の横移動の自由度を確保するため、機器本体との間の隙間を極力大きくとって取り付ける。 / (4) 機器を吊り上げる場合、ワイヤーロープの吊り角度を大きくすると、ワイヤーロープに掛かる張力は小さくなる。
2 つとも選んで正解です。
解き方
- 耐震ストッパーは、地震時に防振基礎上の機器が大きく移動・転倒するのを防ぐものである。機器との隙間を大きくすると、ぶつかるときの衝撃力が大きくなる。通常運転時の防振の効果を妨げない程度の小さな隙間で取り付ける。よって(1)が適当でない。
- 2本吊りの場合、ワイヤーロープ1本に掛かる張力は、荷重 ÷ 2 ÷ cos(吊り角度/2)である。吊り角度が60°で荷重の約0.58倍、120°で荷重と同じ大きさとなり、吊り角度を大きくすると張力は大きくなる。よって(4)も適当でない。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。耐震ストッパーと機器との隙間は、防振の効果を妨げない範囲で小さくする。
- (2)適当。上向きの施工では接着剤の充塡や固着が不確実になるので、接着系アンカーは使用しない。
- (3)適当。軸封部がメカニカルシールの冷却水ポンプは漏水がほとんどないので、排水目皿と排水管を省略してよい。
- (4)適当でない。吊り角度を大きくすると、ワイヤーロープに掛かる張力は大きくなる。
引っかけ:吊り角度は60°以内が目安である。角度が大きいほどロープの張力は大きくなる。
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論点ページ:機器の据付けの要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和3年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級管工事施工管理技士 第一次検定 令和3年度(2021年9月12日(日)実施) 問題B No.27。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する