配管及び配管附属品の施工(伸縮管継手・三方弁)
これは1級管工事施工管理技士 第一次検定 令和3年度(2021年9月12日(日)実施) 問題B No.28の問題です。論点は「配管の施工」(重要度B・解答の形は4つの選択肢から2つを選ぶ形式)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
配管及び配管附属品の施工に関する記述のうち、適当でないものはどれか。適当でないものは二つあるので、二つとも答えなさい。
解答欄
正解
正解:(1) 複式伸縮管継手を使用する場合は、当該伸縮管継手が伸縮を吸収する配管の両端を固定し、伸縮管継手本体は固定しない。 / (3) 空気調和機への冷温水量を調整する混合型電動三方弁は、一般的に、空調機コイルへの往き管に設ける。
2 つとも選んで正解です。
解き方
- 複式伸縮管継手は、両側の配管の伸縮を1台で吸収するものである。継手本体を固定し、両側の配管の端も固定して、その間の伸縮をそれぞれ吸収させる。継手本体を固定しないと本体が動いてしまい、所定の伸縮を吸収できない。よって(1)が適当でない。
- 混合型三方弁は、二つの入口から入った流れを一つの出口へ合流させる弁で、空調機コイルの還り管(出口側)に設ける。往き管に設けるのは分流型三方弁である。よって(3)も適当でない。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。複式伸縮管継手は、継手本体を固定して使用する。
- (2)適当。ライニング鋼管をパイプカッターで切断すると管端が縮径してライニングがまくれ、高速砥石切断機では熱でライニングが損傷するので使用しない。帯のこ盤等を用いる。
- (3)適当でない。混合型三方弁は還り管に設ける。往き管に設けるのは分流型三方弁である。
- (4)適当。開放系の配管で鋼管とステンレス鋼管を直接接合すると異種金属接触腐食が生じるので、絶縁継手を介して接合する。
引っかけ:単式は片側を固定、複式は本体を固定。三方弁は「混合型は還り、分流型は往き」と覚える。
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論点ページ:配管の施工の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和3年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級管工事施工管理技士 第一次検定 令和3年度(2021年9月12日(日)実施) 問題B No.28。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する