令和3年度 問題B No.23論点:施工計画・申請届出重要度 B配点 1点未着手

公共工事の施工計画(約款・工事原価・試運転)

これは1級管工事施工管理技士 第一次検定 令和3年度(2021年9月12日(日)実施) 問題B No.23の問題です。論点は「施工計画・申請届出」(重要度B・解答の形は4つの選択肢から2つを選ぶ形式)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。

公共工事における施工計画等に関する記述のうち、適当でないものはどれか。適当でないものは二つあるので、二つとも答えなさい。

解答欄

正解は 2 つあります。選択肢を 2 つ選んで「採点する」を押してください。

正解

正解:(1) 仮設、施工方法等は、工事の受注者がその責任において定めるものであり、発注者が設計図書において特別に定めることはできない。 / (3) 工事原価は共通仮設費と直接工事費を合わせた費用であり、現場従業員の給料、諸手当等の現場管理費は直接工事費に含まれる。

2 つとも選んで正解です。

解き方

  1. 公共工事標準請負契約約款第1条第3項では、仮設、施工方法その他工事目的物を完成するために必要な一切の手段は、約款及び設計図書に特別の定めがある場合を除き、受注者がその責任において定める。発注者は設計図書で特別に定めること(指定仮設など)ができる。よって(1)が適当でない。
  2. 工事原価は、純工事費(直接工事費 + 共通仮設費)と現場管理費を合わせたものである。現場従業員の給料・手当等は現場管理費であり、直接工事費には含まれない。よって(3)も適当でない。

選択肢ごとの解説

  1. (1)適当でない。設計図書に特別の定めがある場合は、仮設・施工方法等もそれに従う。発注者は設計図書で特別に定めることができる。
  2. (2)適当。設計図書に品質が明示されていない場合は、均衡を得た中等の品質を有するものとする(約款第13条第1項)。
  3. (3)適当でない。工事原価は純工事費と現場管理費の合計であり、現場管理費は直接工事費に含まれない。
  4. (4)適当。総合試運転調整は、機器単体の試運転と配管系・ダクト系の確認を終えてから、システム全体で行う。
引っかけ:工事価格 = 工事原価(直接工事費 + 共通仮設費 + 現場管理費)+ 一般管理費等。「特別の定めがある場合を除き」の一文を読み落とさない。

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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級管工事施工管理技士 第一次検定 令和3年度(2021年9月12日(日)実施) 問題B No.23。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する