令和3年度 問題A No.28論点:給水設備重要度 B配点 1点未着手

給水設備(直結増圧・吸込揚程・洗浄弁)

これは1級管工事施工管理技士 第一次検定 令和3年度(2021年9月12日(日)実施) 問題A No.28の問題です。論点は「給水設備」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。

給水設備に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

解答欄

選択肢を 1 つ選んで「採点する」を押してください。

正解

正解:(2) 揚水ポンプの吸込揚程の最大値は、常温の水では10m程度である。

解き方

  1. ポンプの吸込揚程は、大気圧(水頭で約10.3m)が理論上の限界であるが、実際には吸込管の摩擦損失、水温に応じた飽和蒸気圧、キャビテーションを防ぐ余裕(必要NPSH)などを差し引く必要があり、常温の水でも実用上の最大は6〜7m程度である。
  2. 10m程度とする(2)が適当でない。(1)・(3)・(4)は一般的な設計の考え方として正しい。実際の吸込揚程は、管内の摩擦損失や水温による飽和蒸気圧のため、理論値の約10mよりかなり小さくなる。

選択肢ごとの解説

  1. (1)適当。直結増圧方式は瞬時最大流量で引込み管を決めるため、時間平均流量で決める高置タンク方式より管径が大きくなる。
  2. (2)適当でない。吸込揚程の理論上の限界は約10mだが、損失や蒸気圧を考えると実用上の最大は6〜7m程度である。
  3. (3)適当。大便器・小便器の洗浄弁の必要給水圧力は一般に70kPa程度である。
  4. (4)適当。受水タンクの底部には吸込みピットを設け、ピットに向かって1/100程度の勾配をとる。
引っかけ:理論上の吸込揚程(大気圧≒10.3m)と実用上の吸込揚程(6〜7m)を区別する。水温が高いほど吸込揚程は小さくなる。

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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級管工事施工管理技士 第一次検定 令和3年度(2021年9月12日(日)実施) 問題A No.28。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する