電気室の発熱除去に必要な換気量
これは1級管工事施工管理技士 第一次検定 令和3年度(2021年9月12日(日)実施) 問題A No.23の問題です。論点は「換気」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
機械換気設備により電気室において発生した熱を排除するときに必要な最小換気量として、適当なものはどれか。
ただし、発生熱量は4kW、許容室温は40℃、外気温度は35℃、空気の比熱は1.0kJ/(kg・K)、空気の密度は1.2kg/m³とする。
解答欄
正解
正解:(3) 2,400m³/h
解き方
- 発熱を除去する換気量はQ = H / (cp × ρ × Δt)で求める。
- H = 4kW = 4kJ/s、cp = 1.0kJ/(kg・K)、ρ = 1.2kg/m³、Δt = 40 − 35 = 5Kを代入すると、Q = 4 / (1.0 × 1.2 × 5) = 0.667m³/sとなる。
- 時間当たりに直すと0.667 × 3,600 = 2,400m³/hである。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。1,200m³/hでは除去できる熱量は1,200/3,600 × 1.2 × 1.0 × 5 = 2kWにとどまる。
- (2)適当でない。1,600m³/hでは約2.7kWしか除去できない。
- (3)適当。Q = 4 / (1.0 × 1.2 × 5) × 3,600 = 2,400m³/hである。
- (4)適当でない。2,800m³/hは必要最小換気量より大きい。
引っかけ:kW = kJ/sなので、最後に3,600を掛けてm³/hに直すのを忘れない。温度差は室温と外気温度の差を使う。
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→令和3年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級管工事施工管理技士 第一次検定 令和3年度(2021年9月12日(日)実施) 問題A No.23。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する