空気熱源ヒートポンプ(モジュール型・成績係数)
これは1級管工事施工管理技士 第一次検定 令和3年度(2021年9月12日(日)実施) 問題A No.21の問題です。論点は「空気調和の計画・方式」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
空気熱源ヒートポンプに関する記述のうち、適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(2) 空冷ユニットを複数台連結するモジュール型は、法定冷凍トンの算定をする場合、連結する全モジュールを合算する必要がある。
解き方
- モジュール型は、それぞれ独立した冷媒系統を持つ空冷ユニットを複数台連結したもので、高圧ガス保安法の法定冷凍トンは、冷媒系統が独立していればユニットごとに算定し、全モジュールを合算しない扱いとされる。このため1ユニット当たりの能力が届出等の区分を下回るように計画しやすい。
- (3)・(4)はヒートポンプの基本的な特性として正しく、(1)も台数制御の利点として正しいので、合算が必要とした(2)が適当でない。
- 合算の扱いは冷凍保安規則関係例示基準(冷媒ガスが配管で共通となっているもの、一つの架台上に一体に組み立てられたユニット型などは合算する)による。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。モジュール型は運転台数を変えることで部分負荷に効率よく対応できる。
- (2)適当でない。冷媒系統が独立したモジュールは、法定冷凍トンの算定で全モジュールを合算する必要はない。
- (3)適当。外気温度が低くなると蒸発温度が下がり、冷媒循環量が減って暖房能力が低下する。
- (4)適当。暖房の成績係数は冷房の成績係数に圧縮仕事の分(理論上1)を加えた値となり、冷凍機の成績係数より高い。
引っかけ:暖房COP = 冷房COP + 1(理論上)。モジュール型の利点は台数制御とユニット単位の法定冷凍トンである。
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論点ページ:空気調和の計画・方式の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和3年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級管工事施工管理技士 第一次検定 令和3年度(2021年9月12日(日)実施) 問題A No.21。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する