冷房時の湿り空気線図(定風量単一ダクト)
これは1級管工事施工管理技士 第一次検定 令和3年度(2021年9月12日(日)実施) 問題A No.17の問題です。論点は「熱負荷・空気線図」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
下図に示す冷房時における定風量単一ダクト方式の湿り空気線図に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

解答欄
正解
正解:(4) 冷房吹出温度差は、混合空気状態点③とコイル出口空気状態点④の乾球温度差から求める。
解き方
- 図の①は外気、②は室内、③は混合空気、④はコイル出口空気、⑤は送風機による温度上昇後の吹出し空気の状態点である。
- 冷房吹出温度差は、室内空気②と吹出し空気⑤の乾球温度差で求める。送風量はこの温度差から決める。
- 混合空気③とコイル出口④の差から求めるとした(4)が適当でない。③と④の差はコイルでの温度降下である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。④から⑤は送風機の発熱等による温度上昇で、⑤から②は室内の顕熱・潜熱を取り込んでSHFの状態線上を移動する。
- (2)適当。混合点③は①と②を結ぶ線分を外気量と還気量の比で内分した点で、外気量/送風量 = ②③/①②となる。
- (3)適当。コイル冷却負荷(③と④の比エンタルピー差)のうち、外気負荷は②と③の比エンタルピー差の部分、残りの②と④の差が室内負荷と再熱分である。
- (4)適当でない。冷房吹出温度差は室内状態点②と吹出し状態点⑤の乾球温度差である。
引っかけ:吹出温度差は「室内と吹出し」、コイル負荷は「混合とコイル出口」。線図上の点の役割を整理しておく。
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論点ページ:熱負荷・空気線図の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和3年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級管工事施工管理技士 第一次検定 令和3年度(2021年9月12日(日)実施) 問題A No.17。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する