機器の据付け(冷却塔・ポンプ・冷凍機)
これは1級管工事施工管理技士 第一次検定 令和2年度(2020年9月13日(日)実施) 問題B No.9の問題です。論点は「機器の据付け」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
機器の据付けに関する記述のうち、適当ではないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(3) 真空又は窒素加圧状態で分割搬入した密閉型遠心冷凍機は、大気開放してから組み立て据え付ける。
解き方
- 真空又は窒素加圧の状態で分割搬入した密閉形の遠心冷凍機は、機内に湿気や異物が入らないよう、その状態をできるだけ保ったまま組み立てる。大気開放してから組み立てると機内に水分が入り、冷媒系統の性能低下や腐食の原因になる。よって(3)が適当でないと判断する。
- 冷却塔を近接して並べると、一方の排気(高温多湿の空気)を他方が吸い込むショートサーキットが起こるため、ルーバー面の高さの2倍程度以上離す。横形ポンプを並べるときの基礎の間隔は保守のため500mm以上とする。機器のコンクリート基礎は、打設後10日間以内に荷重をかけてはならない(公共建築工事標準仕様書(機械設備工事編))。
- (1)の冷却塔の離隔距離は資料により表現に幅があるが、(3)の内容は分割搬入の目的に反するため、(3)を誤りとした。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。排気の吸い込みを防ぐため、ルーバー面の高さの2倍以上離して設置する。
- (2)適当。横形ポンプを並べる場合の基礎の間隔は500mm以上とする。
- (3)適当でない。真空又は窒素加圧の状態を保ったまま、大気開放しないで組み立てる。
- (4)適当。コンクリート基礎は打設後10日間以内に荷重をかけてはならないので、10日経過後に据え付ける。
引っかけ:分割搬入で窒素を封入するのは機内の湿気を防ぐためである。大気開放はその目的に反する。
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論点ページ:機器の据付けの要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和2年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級管工事施工管理技士 第一次検定 令和2年度(2020年9月13日(日)実施) 問題B No.9。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する