ボイラー等(鋳鉄製ボイラー・真空式温水発生機)
これは1級管工事施工管理技士 第一次検定 令和2年度(2020年9月13日(日)実施) 問題A No.38の問題です。論点は「設備機器」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
ボイラー等に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(2) 鋳鉄製ボイラーは、鋼製ボイラーに比べて急激な温度変化に弱いが、高温、高圧、大容量のものの製作が可能である。
解き方
- 鋳鉄製ボイラーは、鋳鉄製のセクションを組み合わせた構造で、鋳鉄は引張りに弱く急激な温度変化(熱応力)にも弱いため、高温・高圧・大容量のものは製作できない。
- 鋳鉄製ボイラーは低圧の蒸気(0.1MPa以下)や温水(120℃以下)の小・中容量に用いる。よって(2)が適当でない。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。ボイラー本体は、燃焼を行う燃焼室と、燃焼ガスから熱を受ける伝熱面(対流伝熱面など)で構成される。
- (2)適当でない。鋳鉄製ボイラーは高温・高圧・大容量のものは製作できない。
- (3)適当。真空式温水発生機は内部が大気圧より低いので、労働安全衛生法のボイラーに当たらず、ボイラー技士は必要ない。
- (4)適当。炉筒煙管ボイラーは、胴の中に炉筒と多数の煙管を設け、煙管内を通る燃焼ガスで胴内の水を加熱する。
引っかけ:鋳鉄製ボイラーは「分割搬入できるが低圧・小容量」。高圧・大容量は水管ボイラーである。
同じ論点の過去問
令和8年度 問題A No.38空気調和機(デシカント空気調和機)
令和8年度 問題A No.39冷却塔(レンジ・白煙防止)
令和7年度 問題A No.38冷凍機(遠心冷凍機・吸収冷温水機・スクリュー圧縮機)
令和7年度 問題A No.39送風機(斜流・軸流・横流・後向き羽根)
令和6年度 問題A No.39ボイラー等の種類と特徴
論点ページ:設備機器の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和2年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級管工事施工管理技士 第一次検定 令和2年度(2020年9月13日(日)実施) 問題A No.38。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する