排煙設備(防火ダンパー・排煙口の形式)
これは1級管工事施工管理技士 第一次検定 令和2年度(2020年9月13日(日)実施) 問題A No.24の問題です。論点は「排煙」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
排煙設備に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
ただし、本設備は「建築基準法」上の「階及び全館避難安全検証法」及び「特殊な構造」によらないものとする。
解答欄
正解
正解:(3) 常時開放型の排煙口は、2以上の防煙区画を1台の排煙機で受け持つ場合に適した形式である。
解き方
- 常時開放型の排煙口は、排煙機を起動するとすべての排煙口から吸い込むため、1台の排煙機で1つの防煙区画を受け持つ場合に用いる。
- 2以上の防煙区画を1台の排煙機で受け持つ場合に常時開放型とすると、火災でない区画からも吸い込み、火災区画の排煙量が不足する。この場合は火災区画の排煙口だけを開放できる常時閉鎖型(手動開放装置付き)とする。よって(3)が適当でない。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。排煙ダクトに設ける防火ダンパーは、作動温度280℃の温度ヒューズ付きのものとする。
- (2)適当。自然排煙と機械排煙を同一防煙区画で併用すると、機械排煙の吸引で自然排煙口から外気を引き込むなどして排煙が阻害されるため、併用しない。
- (3)適当でない。常時開放型は1台の排煙機で1つの防煙区画を受け持つ場合に用いる。2以上の防煙区画を受け持つ場合は常時閉鎖型とする。
- (4)適当。可動間仕切りで仕切られる各室に排煙口を設け、どの室で火災が起きても排煙できるよう連動させる。
引っかけ:排煙ダクトの防火ダンパーは280℃、一般の空調ダクトは72℃(厨房排気は120℃)。
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論点ページ:排煙の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和2年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級管工事施工管理技士 第一次検定 令和2年度(2020年9月13日(日)実施) 問題A No.24。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する