二酸化炭素濃度による必要換気量の計算
これは1級管工事施工管理技士 第一次検定 令和2年度(2020年9月13日(日)実施) 問題A No.22の問題です。論点は「換気」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
在室人員24人の居室の二酸化炭素濃度を1,000ppm以下に保つために必要な最小の換気量として、適当なものはどれか。
ただし、外気中の二酸化炭素の濃度は400ppm、人体からの二酸化炭素発生量は0.03m³/(h・人)とする。
解答欄
正解
正解:(4) 1,200m³/h
解き方
- 必要換気量は Q = M/(Ci − Co) で求める(M:二酸化炭素発生量、Ci:室内の許容濃度、Co:外気の濃度)。
- M = 24人 × 0.03m³/(h・人) = 0.72m³/h、Ci − Co = 1,000 − 400 = 600ppm = 600 × 10⁻⁶ である。
- Q = 0.72/(600 × 10⁻⁶) = 1,200m³/h となり、(4)が適当である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。400m³/hでは室内濃度が400 + 0.72/400 × 10⁶ = 2,200ppmとなり、1,000ppmを超える。
- (2)適当でない。600m³/hでは室内濃度が1,600ppmとなり、1,000ppmを超える。
- (3)適当でない。800m³/hでは室内濃度が1,300ppmとなり、1,000ppmを超える。
- (4)適当。Q = 0.72/((1,000 − 400) × 10⁻⁶) = 1,200m³/hである。
引っかけ:ppmは10⁻⁶。濃度差に外気濃度を引き忘れると720m³/hとなり、選択肢にない値になる。
同じ論点の過去問
令和8年度 問題A No.22二酸化炭素濃度による必要換気量
令和8年度 問題A No.23換気設備(ボイラー室・Ⅱ型フード)
令和7年度 問題A No.22換気(電気室・シックハウス対策・火気使用室・自然換気)
令和7年度 問題A No.23電気室の発熱を除去する換気量の計算
令和6年度 問題A No.22二酸化炭素濃度による必要換気量の計算
論点ページ:換気の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和2年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級管工事施工管理技士 第一次検定 令和2年度(2020年9月13日(日)実施) 問題A No.22。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する