金属材料の腐食(pH・水温・流速)
これは1級管工事施工管理技士 第一次検定 令和元年度(2019年9月1日(日)実施) 問題A No.10の問題です。論点は「保温・塗装・腐食」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
金属材料の腐食に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(2) 水中における炭素鋼の腐食は、pH4以下では、ほとんど起こらない。
解き方
- 水中の炭素鋼の腐食は、pH4〜10程度の範囲では溶存酸素量に支配され、腐食速度はほぼ一定である。
- pH4以下の酸性域では水素発生型の腐食が加わり、腐食速度は急激に増加する。ほとんど起こらないとした(2)が適当でない。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。異種金属を電解質中で接触させると電池が形成され、電位の低い卑な金属が腐食する。
- (2)適当でない。pH4以下の酸性域では、炭素鋼の腐食は著しく増加する。
- (3)適当。開放系では溶存酸素が補給されるため、腐食速度は水温の上昇とともに80℃付近まで増加し、それ以上では酸素の溶解度が下がるため減少する。
- (4)適当。流速が増すと酸素の供給が増えて腐食速度は増加するが、ある流速域では表面の不動態化が進み腐食速度が減少する。
引っかけ:炭素鋼は「酸性(pH4以下)で急増、アルカリ性(pH10以上)で減少」。
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論点ページ:保温・塗装・腐食の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和元年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級管工事施工管理技士 第一次検定 令和元年度(2019年9月1日(日)実施) 問題A No.10。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する