燃焼(空気過剰率・窒素酸化物・発熱量)
これは1級管工事施工管理技士 第一次検定 令和元年度(2019年9月1日(日)実施) 問題A No.8の問題です。論点は「熱工学」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
燃焼に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(1) ボイラーの燃焼において、空気過剰率が大きいほど熱損失は小さくなる。
解き方
- 空気過剰率が大きいと、燃焼に使われない余分な空気も加熱されて排出されるため、排ガスによる熱損失が増える。
- 空気過剰率は小さすぎると不完全燃焼になり、大きすぎると排ガス損失が増えるので、適正な値で運転する。熱損失が小さくなるとした(1)が適当でない。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。空気過剰率が大きいほど排ガス量が増え、排ガスによる熱損失は大きくなる。
- (2)適当。窒素酸化物(サーマルNOx)は高温燃焼時に多く発生する。
- (3)適当。不完全燃焼時の燃焼ガスには、二酸化炭素・水蒸気・窒素酸化物のほか一酸化炭素などが含まれる。
- (4)適当。低発熱量は、高発熱量から燃焼で生じた水蒸気の潜熱分を差し引いた熱量である。
引っかけ:空気過剰率は「小さすぎると不完全燃焼、大きすぎると熱損失」。
同じ論点の過去問
令和8年度 問題A No.5熱力学(カルノーサイクル・エントロピー・比熱)
令和8年度 問題A No.6平面壁の熱伝導率の計算
令和8年度 問題A No.7湿り空気線図(冷却面に接する空気の状態点)
令和8年度 問題A No.9冬季の室内側壁面の表面結露
令和7年度 問題A No.5理想気体の状態方程式(体積の計算)
論点ページ:熱工学の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和元年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級管工事施工管理技士 第一次検定 令和元年度(2019年9月1日(日)実施) 問題A No.8。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する