ネットワーク工程表(クリティカルパスとフロート)
これは1級管工事施工管理技士 第一次検定 平成30年度(2018年9月2日(日)実施) 問題B No.4の問題です。論点は「工程管理」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
下図のネットワーク工程表に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
ただし、図中のイベント間のA〜Iは作業内容、日数は作業日数を表す。

解答欄
正解
正解:(2) イベント⑥の最早開始時刻と最遅完了時刻は同じで、15日である。
解き方
- 各イベントの最早開始時刻は、①0日、②5日(B)、③max(4, 5+0)=5日、④5+6=11日、⑤max(5+5, 11+0)=11日、⑥5+9=14日、⑦max(11+4, 14+0)=15日、⑧max(11+8, 15+6, 14+5)=21日である。全体工期は21日となる。
- 最遅完了時刻は、⑧21日、⑦21−6=15日、⑥min(15−0, 21−5)=15日である。イベント⑥の最早開始時刻は14日、最遅完了時刻は15日で、同じではない。よって(2)が適当でない。
- クリティカルパスはB→ダミー→C→ダミー→F→I(5+0+6+0+4+6=21日)である。作業Eのトータルフロートは15−5−9=1日、フリーフロートは14−5−9=0日となる。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。①→②⇢③→④⇢⑤→⑦→⑧の所要日数は5+0+6+0+4+6=21日で、最長経路である。
- (2)適当でない。イベント⑥の最早開始時刻は14日、最遅完了時刻は15日であり、同じではない。
- (3)適当。作業Eのトータルフロートは15−5−9=1日、フリーフロートは14−5−9=0日である。
- (4)適当。作業Eはクリティカルパス上にないので、1日短縮しても工期は短縮されない。
引っかけ:最遅完了時刻は後ろから「引き算の最小値」で求める。⑥からはダミー(⑥⇢⑦)と作業H(⑥→⑧)の2本が出ている点に注意する。
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論点ページ:工程管理の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成30年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級管工事施工管理技士 第一次検定 平成30年度(2018年9月2日(日)実施) 問題B No.4。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する