平成30年度 問題B No.13論点:ダクトの施工重要度 B配点 1点未着手

コーナーボルト工法ダクトの施工(ガスケット・シール)

これは1級管工事施工管理技士 第一次検定 平成30年度(2018年9月2日(日)実施) 問題B No.13の問題です。論点は「ダクトの施工」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。

ダクト及びダクト付属品の施工に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

解答欄

選択肢を 1 つ選んで「採点する」を押してください。

正解

正解:(2) コーナーボルト工法ダクトのフランジ用ガスケットは、フランジ幅の中心線より内側に貼り付け、コーナー部でオーバーラップさせる。

解き方

  1. コーナーボルト工法ダクト(共板フランジ工法・スライドオンフランジ工法)は、フランジの四隅をボルト・ナットで締め、辺の部分は押さえ金具(クリップなど)で接合する。アングルフランジ工法よりフランジの締付け力が小さいので、弾力性のある厚いガスケットを用い、コーナー部のシールを確実に行う。
  2. フランジ用ガスケットは、フランジの全周に途切れなく貼り付け、継目(重ね合わせ部)は、すき間が生じやすく締付けが不均一になりやすいコーナー部を避けて辺の部分に設ける。コーナー部でオーバーラップさせるとした(2)が適当でない。
  3. (1)のガスケットの厚さ、(3)のコーナー金具まわりと四隅のシール、(4)の角部のはぜ(アングルフランジ工法ダクトと同じピッツバーグはぜ又はボタンパンチスナップはぜ)は、いずれも適当である。

選択肢ごとの解説

  1. (1)適当。フランジ用ガスケットの厚さは、アングルフランジ工法では3mm以上、締付け力の小さいコーナーボルト工法では弾力性を確保するため5mm以上を標準とする。
  2. (2)適当でない。ガスケットの継目は、コーナー部を避けて辺の部分で重ね合わせる。コーナー部で重ねると、すき間や締付けの不均一による漏れの原因となる。
  3. (3)適当。コーナー部は空気が漏れやすいので、コーナー金具まわりと四隅のダクト内側のシール(Nシール)を確実に行う。
  4. (4)適当。コーナーボルト工法ダクトの角部のはぜは、アングルフランジ工法ダクトと同じ構造(ピッツバーグはぜ又はボタンパンチスナップはぜ)とする。
引っかけ:コーナーボルト工法は四隅だけをボルトで締めるので、コーナー部が漏れやすい。ガスケットの継目をコーナー部に設けないことと、コーナー部のシールが気密の要になる。

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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級管工事施工管理技士 第一次検定 平成30年度(2018年9月2日(日)実施) 問題B No.13。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する