伝熱(熱放射・自然対流・熱伝導)
これは1級管工事施工管理技士 第一次検定 平成30年度(2018年9月2日(日)実施) 問題A No.8の問題です。論点は「熱工学」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
伝熱に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(1) 熱放射は、物体が電磁波の形で熱エネルギーを放出・吸収する現象であり、その伝達には媒体の存在を必要とするため真空中では生じない。
解き方
- 熱放射は、物体が電磁波(赤外線など)の形で熱エネルギーを放出・吸収する現象である。
- 電磁波は媒体がなくても伝わるので、熱放射は真空中でも生じる。太陽の熱が宇宙空間を通って地球に届くのはこのためである。
- 「媒体の存在を必要とするため真空中では生じない」とする(1)が適当でない。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。熱放射は電磁波による熱移動であり、媒体を必要とせず真空中でも生じる。
- (2)適当。自然対流は、温度差による密度差で浮力が生じ、上昇流と下降流が起こることで生じる。
- (3)適当。熱伝導は、物質の移動を伴わずに高温部から低温部へ熱エネルギーが伝わる現象である。
- (4)適当。フーリエの法則により、熱伝導による熱流量は温度勾配と熱伝導率に比例する。
引っかけ:媒体が要るのは伝導と対流で、放射は真空中でも伝わる。
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論点ページ:熱工学の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成30年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級管工事施工管理技士 第一次検定 平成30年度(2018年9月2日(日)実施) 問題A No.8。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する