空気調和機の加湿装置(蒸気・気化・水噴霧)
これは1級管工事施工管理技士 第一次検定 平成30年度(2018年9月2日(日)実施) 問題A No.17の問題です。論点は「設備機器」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
空気調和機の機内に設ける加湿装置に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(2) 気化方式では、加湿後の空気の温度降下は生じない。
解き方
- 気化式加湿器は、空気を湿った加湿材に通して水を蒸発させるもので、蒸発に必要な潜熱を空気から奪う。
- このため加湿後の空気は、ほぼ等エンタルピー変化で乾球温度が下がる。「温度降下は生じない」とする(2)が適当でない。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。パン型加湿器は、水皿(パン)の水を電気ヒーターで加熱して蒸気を発生させる蒸気方式の加湿器である。
- (2)適当でない。気化方式では蒸発潜熱を空気から奪うので、加湿後の空気の温度は下がる。
- (3)適当。気化方式は空気が水を吸収する能力を利用するので、加湿前の空気が低温・高湿なほど加湿量は少なくなる。
- (4)適当。水噴霧方式は水をそのまま噴霧するので、水に含まれるカルシウムなどの硬度成分が白い粉となって機内に放出される。
引っかけ:蒸気加湿は温度がほとんど変わらず、気化式・水噴霧式は温度が下がる(等エンタルピー変化)。
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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級管工事施工管理技士 第一次検定 平成30年度(2018年9月2日(日)実施) 問題A No.17。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する