湿り空気(加熱・加湿・吸着減湿の状態変化)
これは1級管工事施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年9月3日(日)実施) 問題A No.8の問題です。論点は「熱工学」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
湿り空気に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(1) 電気加熱器で加熱した場合、相対湿度は変化しない。
解き方
- 電気加熱器による加熱は顕熱だけの加熱で、絶対湿度は変わらずに乾球温度が上がる。
- 絶対湿度一定で温度が上がると飽和水蒸気圧が大きくなるので、相対湿度は低下する。
- 相対湿度が変化しないとする(1)が適当でない。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。加熱すると絶対湿度は一定のまま、相対湿度は下がる。
- (2)適当。飽和湿り空気では湿球からの蒸発がないため、乾球温度と湿球温度は等しい。
- (3)適当。比エンタルピー一定で相対湿度を上げる(断熱加湿)と、蒸発潜熱の分だけ乾球温度が下がる。
- (4)適当。シリカゲルによる吸着減湿では吸着熱が発生し、絶対湿度が下がるとともに乾球温度が上昇する。
引っかけ:加熱・冷却(顕熱変化)では絶対湿度は一定。相対湿度は加熱で下がり、冷却で上がる。
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→平成29年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級管工事施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年9月3日(日)実施) 問題A No.8。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する