金属材料の腐食(すきま腐食・異種金属接触)
これは1級管工事施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年9月3日(日)実施) 問題A No.10の問題です。論点は「保温・塗装・腐食」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
金属材料の腐食に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(4) 水中でイオン化傾向が異なる金属を接触させた場合、イオン化傾向が小さい金属の方が腐食しやすい。
解き方
- イオン化傾向の異なる金属が水中で接触すると電池が形成され、イオン化傾向の大きい金属(卑な金属)がアノードとなって腐食する。
- イオン化傾向が小さい金属の方が腐食しやすいとした(4)が適当でない。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。すきま部では酸素濃度差による通気差電池が形成され、すきまの内部が優先的に腐食する。
- (2)適当。銅管は微酸性の水では保護皮膜ができにくく、中性の水と比べて腐食速度が大きくなる。
- (3)適当。開放系では水温の上昇とともに腐食速度が増すが、80℃付近を超えると溶存酸素が減るため腐食速度は低下する。
- (4)適当でない。異種金属接触腐食では、イオン化傾向の大きい金属の方が腐食する。
引っかけ:鋼管と銅管・ステンレス鋼管を接続すると、イオン化傾向の大きい鋼管側が腐食する。絶縁継手で防ぐ。
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論点ページ:保温・塗装・腐食の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成29年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級管工事施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年9月3日(日)実施) 問題A No.10。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する