カルノーサイクル(高温熱源から受熱する過程)
これは1級管工事施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年9月3日(日)実施) 問題A No.7の問題です。論点は「熱工学」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
理想気体のカルノーサイクルに関する文中、[ ]内に当てはまるものとして、適当なものはどれか。
下図に示すカルノーサイクルにおいて、外部の高温熱源から熱量を受け取る過程は、[ ]である。

解答欄
正解
正解:(1) ①→②
解き方
- カルノーサイクルは、等温膨張→断熱膨張→等温圧縮→断熱圧縮の4過程からなる。
- 断熱過程では外部との熱のやり取りがない。等温膨張では、気体が外部に仕事をしながら温度を一定に保つため、高温熱源から熱を受け取る。
- 図の①→②が等温膨張なので、(1)が適当である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。①→②は等温膨張で、高温熱源から熱量を受け取る。
- (2)適当でない。②→③は断熱膨張で、熱の出入りはない。
- (3)適当でない。③→④は等温圧縮で、低温熱源へ熱量を放出する。
- (4)適当でない。④→①は断熱圧縮で、熱の出入りはない。
引っかけ:熱の出入りがあるのは等温過程だけ。膨張で受熱、圧縮で放熱と覚える。
同じ論点の過去問
令和8年度 問題A No.5熱力学(カルノーサイクル・エントロピー・比熱)
令和8年度 問題A No.6平面壁の熱伝導率の計算
令和8年度 問題A No.7湿り空気線図(冷却面に接する空気の状態点)
令和8年度 問題A No.9冬季の室内側壁面の表面結露
令和7年度 問題A No.5理想気体の状態方程式(体積の計算)
論点ページ:熱工学の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成29年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級管工事施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年9月3日(日)実施) 問題A No.7。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する