アスファルト・混合物の材料

重要度 B舗装の材料・試験で出題過去問 10問

アスファルト・混合物の材料は、2級舗装施工管理技術者 応用試験の平成28年度〜令和8年度(10回)のうち10回で出題された論点です(収録50問中10問・重要度B)。出題されるのは舗装の材料・試験です。

要点:アスファルト・乳剤・骨材・フィラー、混合物の種類と配合設計。

覚える要点

  • 舗装用石油アスファルトは針入度が大きいほど軟らかく、積雪寒冷地域は80〜100、交通量の多い道路・温暖地域は硬めや改質アスファルト。グースアスファルトは20〜40とトリニダッドレイクアスファルトの組合せ
  • 乳剤はPK-3がプライムコート、PK-4がタックコート、PKR-Tがポーラス舗装のタックコート。製造後60日を超えたら品質確認
  • 密粒度(20)は(13)より耐流動性・すべり抵抗性に優れ、(13)は耐水性・ひび割れ抵抗性に優れる。粗粒度は基層用、細粒度・F付きは耐摩耗用でアスファルト量が多い。摩耗抵抗性はアスファルト量が多いほど向上
  • 試験:耐流動性はホイールトラッキング試験の動的安定度、耐摩耗性はラベリング試験、ポーラス混合物の最適(最大)アスファルト量はダレ試験、骨材飛散はカンタブロ試験。ポーラス混合物の空隙率は20%程度
  • 路床の安定材は砂質土にセメント・粘性土に石灰。上層路盤の粒状材料は粒度調整砕石(修正CBR80%以上)、下層路盤はクラッシャラン(20%以上)。セメント安定処理は一軸圧縮強さで規格
  • 再生アスファルト=旧アスファルト+新アスファルト+再生用添加剤。コンクリートはセットフォーム工法でスランプ2.5cm、スリップフォームで3〜5cm、人力で6.5cm。縦目地はタイバー、横目地はダウエルバー

勉強のしかた:問3で毎年出題(語群選択)。語群に紛らわしい対(PK-3/PK-4、セメント/石灰、20/13mm、ホイールトラッキング/ラベリング/カンタブロ)が並ぶので、対ごとに「どちらが何か」を即答できるようにしておく。

この論点の引っかけ・間違えやすい点

収録している過去問の解説から、アスファルト・混合物の材料で間違えやすい点を集めました。

  • 令和8年度 問3:③はプライムコート用のPK-3と取り違えやすい。④のF付き混合物は耐流動性ではなく耐摩耗性を高めたもの(耐流動性を高めるのは改質アスファルトや粗い粒度)。
  • 令和7年度 問3:③は前者(20mm)、④は後者(13mm)の性能。耐水性は細粒の13mmの方が優れるので③に入れない。
  • 令和6年度 問3:③の粒度調整砕石は「上層」路盤の代表的な材料で、下層路盤と取り違えやすい。⑤はタックコート(PK-4)との違い。
  • 令和5年度 問3:①はプライムコート(PK-3)と混同しやすい。②は「耐流動性」なのでアスファルト量を減らす側(中央値以下)。
  • 令和4年度 問3:①の80~100は針入度の大きい(軟らかい)アスファルトで、積雪寒冷地域向け。「交通量の多い道路」「温暖地域」は逆に硬いものを使う。④は試験名(ホイールトラッキング試験)ではなく評価の指標(動的安定度)を問うている。
  • 令和3年度 問3:①の基層に細粒度・開粒度は用いない。③の6.5cmは人力施工などの値。⑤でカンタブロ試験は最小アスファルト量の設定で、語群にもない。④の「剥離防止剤」は骨材とアスファルトの付着を改善する材料で、再生アスファルトの調整材ではない。

この論点の問題

出題実績は資格試験対策.netが平成28年度〜令和8年度の収録問題を集計したものです。要点と解説は当サイトの独自コンテンツです。最終更新 。