令和4年度 問3論点:アスファルト・混合物の材料重要度 B未着手

舗装の材料や試験(針入度・ポーラス・耐流動性・再生路盤材)

これは2級舗装施工管理技術者 応用試験 令和4年度(2022年6月26日(日)実施) 問3の問題です。論点は「アスファルト・混合物の材料」(重要度B・解答の形は穴埋め)。採点すると、解き方 4 手順・引っかけの指摘が読めます。

舗装の材料や試験に関する次の文章の①〜⑤に当てはまる適当な語句を、下記の〔語句〕から選び、解答欄に記入しなさい。

〔語句〕 ① 交通量の多い道路 温暖地域の道路 積雪寒冷地域の道路

② 空隙率 針入度 硬度

③ ダレ 軟化 蒸散

④ 動的安定度 マーシャル安定度 流動率

⑤ 低下 向上 急増

(1) 舗装用石油アスファルトの種類別の使い方としては、[①]では主として80〜100を用いることが多い。

(2) ポーラスアスファルト混合物は他の加熱アスファルト混合物と比べ、粒度が粗く[②]が大きいため、アスファルトの[③]や温度低下が生じやすい。

(3) 高温時の加熱アスファルト混合物の耐流動性は、[④]で評価する。

(4) 再生路盤材料は、アスファルト・コンクリート再生骨材の配合率が大きくなると修正CBRは[⑤]する傾向がある。

解答欄

それぞれの空欄に当てはまるものを選んで「採点する」を押してください。

正解

①積雪寒冷地域の道路
②空隙率
③ダレ
④動的安定度(動的安定度(DS) も正解)
⑤低下

解き方

  1. ① 舗装施工便覧の舗装用石油アスファルトの使い方。一般地域では主に60~80、交通量の多い道路では40~60を用い、積雪寒冷地域の道路では低温時のひび割れを避けるため主に80~100を用いることが多い。温暖地域や交通量の多い道路では針入度の小さい(硬い)もの、または改質アスファルトを用いる。
  2. ②③ ポーラスアスファルト混合物は粒度が粗く空隙率が20%程度と大きいので、運搬・貯蔵中にアスファルトが骨材から流れ落ちるダレや、混合物の温度低下が生じやすい。このため高粘度の改質アスファルトを用い、運搬時の保温に注意する。
  3. ④ 高温時の耐流動性はホイールトラッキング試験で評価し、その結果を動的安定度DS(変形量1mm当たりの輪荷重の通過回数、回/mm)で表す。マーシャル安定度は混合物の配合設計に使う強度の指標で、耐流動性の評価には用いない。
  4. ⑤ 舗装再生便覧の再生路盤材料。アスファルト・コンクリート再生骨材は旧アスファルトが付着しているため、その配合率が大きくなると修正CBRは低下する傾向がある。このため再生骨材の配合率を調整したり補足材を加えたりして、修正CBRの規格を満足させる。
引っかけ:①の80~100は針入度の大きい(軟らかい)アスファルトで、積雪寒冷地域向け。「交通量の多い道路」「温暖地域」は逆に硬いものを使う。④は試験名(ホイールトラッキング試験)ではなく評価の指標(動的安定度)を問うている。

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出典:一般社団法人 日本道路建設業協会が実施した2級舗装施工管理技術者 応用試験 令和4年度(2022年6月26日(日)実施) 問3。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する