舗装用材料(再生アスファルト・混合物・路盤材料・スランプ・乳剤)
これは2級舗装施工管理技術者 応用試験 令和6年度(2024年6月23日(日)実施) 問3の問題です。論点は「アスファルト・混合物の材料」(重要度B・解答の形は穴埋め)。採点すると、解き方 5 手順・引っかけの指摘・現行の法令・基準との関係が読めます。
舗装用材料に関する次の文章の①〜⑤に当てはまる適当な語句や数値を、それぞれの選択肢から選び、解答欄に記入しなさい。
① 剥離防止剤 新アスファルト 石灰
② 基層 表層 上層路盤
③ 加熱瀝青安定処理路盤材料 粒度調整砕石 クラッシャラン
④ 0〜1 3〜5 10〜12
⑤ PK-1 PK-2 PK-3
(1) 再生アスファルトとは、旧アスファルトに、[①]および再生用添加剤を単独または組み合わせて添加調整したアスファルトである。
(2) 粗粒度アスファルト混合物は、通常、[②]に用いられる。
(3) 下層路盤に用いられる代表的な路盤材料は、[③]である。
(4) コンクリート舗装配合条件では、型枠を使用しないで機械舗設するスリップフォーム工法の場合、舗設位置におけるスランプは[④]cmを標準とする。
(5) プライムコートには、通常、アスファルト乳剤[⑤]を用いる。
解答欄
正解
| ① | 新アスファルト |
|---|---|
| ② | 基層 |
| ③ | クラッシャラン |
| ④ | 3〜5(3~5・3~5・3〜5cm も正解) |
| ⑤ | PK-3(PK-3・PK3 も正解) |
解き方
- ①:舗装再生便覧では、再生アスファルトを「旧アスファルトに新アスファルトおよび再生用添加剤を単独または組み合わせて添加調整したアスファルト」としている。
- ②:粗粒度アスファルト混合物(20)は、通常、基層に用いる。表層には密粒度・細粒度などを使う。
- ③:下層路盤には、クラッシャラン、鉄鋼スラグ、砂利などの粒状路盤材料や、セメント・石灰安定処理を使う。粒度調整砕石・加熱瀝青安定処理は上層路盤の材料である。
- ④:舗装施工便覧・舗装設計施工指針のコンクリートの配合条件では、型枠を使わないスリップフォーム工法の場合、舗設位置のスランプは 3〜5cm を標準とする(セットフォーム工法の普通コンクリートはスランプ 2.5cm または沈下度 30 秒)。0〜1cm は転圧コンクリート並みの硬さで機械で押し出せず、10〜12cm は柔らかすぎて打ち込んだ版の縁が崩れる。
- ⑤:プライムコートには、通常、アスファルト乳剤 PK-3 を用いる(JIS K 2208)。PK-1・PK-2 は浸透用(表面処理用)、タックコートは PK-4。
引っかけ:③の粒度調整砕石は「上層」路盤の代表的な材料で、下層路盤と取り違えやすい。⑤はタックコート(PK-4)との違い。
現行の基準・法令との関係:舗装再生便覧は 2024 年に令和6年版に改訂された(繰返し再生の留意事項などを追加)。この問題の答えは変わらない。舗装施工便覧・舗装設計施工指針(平成18年版)、JIS K 2208 は 2026-09 時点でも現行。
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論点ページ:アスファルト・混合物の材料の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和6年度の前後の問題
出典:一般社団法人 日本道路建設業協会が実施した2級舗装施工管理技術者 応用試験 令和6年度(2024年6月23日(日)実施) 問3。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する