施工経験記述
重要度 A経験記述で出題過去問 10問
施工経験記述は、1級舗装施工管理技術者 応用試験の平成28年度〜令和8年度(10回)のうち10回で出題された論点です(収録164問中10問・重要度A)。出題されるのは経験記述です。
要点:自分が経験した舗装工事について、工事の概要と、施工管理上の課題・現場で実施した対策(1級は結果も)を書く。
覚える要点
- 工事概要は工事名(契約書どおり)・発注者・工期(年月日)・主な工種・施工量・立場(現場代理人・主任技術者等)を書き、課題・対策で使う工種と数量・季節と矛盾させない
- 課題(200字以内)は「現場の条件(数値)→なぜ問題になるか→○○管理上の課題」の順に1つに絞り、✓を付けた管理項目(工程・出来形品質・安全)と内容を一致させる
- 対策(300字以内)は課題の原因に1対1で対応させ、①②…と番号を付けて方法と数値を書く。品質なら初転圧110〜140℃・二次転圧70〜90℃・交通開放50℃以下・締固め度94%以上(平均96%)、工程なら工区分割・機械増強・1夜の施工量、安全なら保安施設・交通誘導警備員・重機の誘導員
- 結果(100字以内)は対策の効果を数値(締固め度の実績、完成日、無事故日数)で示して課題が解決したことを書く。「うまくいった」だけでは評価が低い
- 字数は句読点・数字・記号も1マスに数え、指定字数の8〜10割を使い超えない。「注意した」「徹底した」だけの一般論、課題と対策の管理項目のずれ、工事概要との矛盾が典型的な減点
勉強のしかた:問1は必須で配点が大きい。自分の工事で工程・品質・安全の3通りの課題→対策→結果を事前に作り、字数を数えて書き写す練習を数回行う。数値(温度・締固め度・規制の幅)は一般試験の知識から入れる。
この論点の引っかけ・間違えやすい点
収録している過去問の解説から、施工経験記述で間違えやすい点を集めました。
- 令和8年度 問1:課題・対策・結果が別々の話になっている答案、工期や数量が(2)の工事内容と矛盾する答案は減点される。管理項目の□の✓と課題の内容が食い違わないこと。字数の超過は不可で、少なすぎても評価が下がる(8〜10割を目安)。「温度管理を徹底した」のような一般論でなく、数値で書く。
- 令和7年度 問1:課題・対策・結果が別々の話になっている答案、工期や数量が(2)の工事内容と矛盾する答案は減点される。字数の超過は不可で、少なすぎても評価が下がる(8〜10割が目安)。「温度管理を徹底した」のような一般論でなく数値で書く。✓を付けた管理項目と課題の内容が食い違わないようにする。
- 令和6年度 問1:課題・対策・結果がそれぞれ別の話になっている答案、工期や数量が(2)の工事内容と矛盾する答案は減点される。本年度は管理項目の□に✓を付ける形式で、✓の項目と記述の内容が合わないと評価されない。字数の超過は不可で、少なすぎても評価が下がる(8〜10割を目安)。一般論(「締固めを十分に行った」だけ)でなく数値で書く。
- 令和5年度 問1:課題・対策・結果がそれぞれ別の話になっている答案、工期や数量が(2)の工事内容と矛盾する答案は減点される。字数の超過は不可で、少なすぎても評価が下がる(8〜10割を目安)。一般論(「温度管理を徹底した」だけ)でなく数値で書く。
- 令和4年度 問1:課題の□の✓と、文章の管理項目が食い違うと減点される。対策に数値が無い一般論、結果が「うまくいった」だけで数値や評価が無い答案は評価が低い。字数の超過・工事概要の書き漏れにも注意する。
- 令和3年度 問1:課題・対策・結果の字数(200・300・100字以内)を超えると減点される。✓を付けた管理項目と記述の内容がずれる(品質管理に✓を付けて工程の話を書く)、対策が「注意した」「徹底した」だけで具体的な方法・数値が無い、結果に対策の効果が書かれていない、が典型的な失点である。
この論点の問題
施工経験記述(舗装工事の課題・対策・結果)令和8年度 問1
施工経験記述(舗装工事の課題・対策・結果)令和7年度 問1
施工経験記述(舗装工事の課題・対策・結果)令和6年度 問1
施工経験記述(舗装工事)令和5年度 問1
施工経験記述(舗装工事)令和4年度 問1
施工経験記述(舗装工事)令和3年度 問1
施工経験記述(舗装工事)令和元年度 問1
施工経験記述(舗装工事の課題・対策・結果)平成30年度 問1
経験記述(施工管理上の課題・対策・結果)平成29年度 問1
経験記述(施工管理項目の課題・対策・結果)平成28年度 問1
出題実績は資格試験対策.netが平成28年度〜令和8年度の収録問題を集計したものです。要点と解説は当サイトの独自コンテンツです。最終更新 。