プライムコートの目的と寒冷期の施工
これは1級舗装施工管理技術者 応用試験 令和5年度(2023年6月25日(日)実施) 問4 (2)の問題です。論点は「アスファルト舗装の施工」(重要度A・解答の形は穴埋め・記述)。採点すると、解き方 3 手順・引っかけの指摘が読めます。
プライムコートの目的を2つ挙げ、解答欄へ簡潔に記述しなさい。また、寒冷期における施工上の留意点と、周辺を汚さないための方策をそれぞれ1つ挙げ、解答欄へ簡潔に記述しなさい。
解答欄
正解
プライムコートの目的 ① 模範解答
路盤とその上に舗設するアスファルト混合物とのなじみを良くする。
31 字別解
路盤表面に浸透して安定させ、路盤からの水分の毛管上昇を遮断する。
プライムコートの目的 ② 模範解答
舗設までの間、降雨による路盤の洗掘や表面水の浸透、作業車による路盤の損傷を防ぐ。
40 字別解
路盤からの水分の毛管上昇を遮断する。
寒冷期における施工上の留意点 模範解答
アスファルト乳剤を加温して散布し、散布後は十分に養生して乳剤の分解を確認する。
39 字別解
気温が低く乳剤の分解が遅いため、養生時間を長くとり、分解・浸透を確かめてから舗設する。
周辺を汚さないための方策 模範解答
縁石や側溝、構造物の表面をシートや紙などで覆ってから散布する。
31 字別解
散布後に砂を散布し、工事車両のタイヤに乳剤が付いて周辺の路面を汚すのを防ぐ。
エンジンスプレーヤのノズルの向きと高さを調整し、風の強い日は散布を避ける。
要点(書けていたものにチェック)プライムコートの目的 ①プライムコートの目的 ②寒冷期における施工上の留意点周辺を汚さないための方策
要点の 6 割以上で「正解」扱いにします。
模範解答・別解は当サイトが作成したものです(主催者は記述式の解答を公表していません)。
解き方
- 舗装施工便覧(平成18年版)のプライムコート:目的は①路盤とアスファルト混合物のなじみを良くする、②路盤仕上げ後、混合物の舗設までの間の降雨による路盤の洗掘・表面水の浸透・作業車による損傷を防ぐ、③路盤からの水分の毛管上昇を遮断する。材料はアスファルト乳剤(PK-3)、散布量1〜2L/m²が標準。
- 寒冷期は乳剤の粘度が高く分解も遅いので、乳剤を加温して散布し、養生時間を十分にとる。
- 周辺を汚さない方策は、縁石・構造物をシート等で覆う、散布後に砂を撒いてタイヤへの付着・持ち出しを防ぐ、ノズル・散布高さの調整。
引っかけ:タックコートの目的(下層と上層の付着)と混同しない。目的2つは同じ内容の言い換えにならないようにする。
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論点ページ:アスファルト舗装の施工の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和5年度の前後の問題
出典:一般社団法人 日本道路建設業協会が実施した1級舗装施工管理技術者 応用試験 令和5年度(2023年6月25日(日)実施) 問4 (2)。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する