下層路盤の築造工法と締固めの留意点
これは1級舗装施工管理技術者 応用試験 令和5年度(2023年6月25日(日)実施) 問4 (1)の問題です。論点は「路床・路盤」(重要度A・解答の形は穴埋め・記述)。採点すると、解き方 3 手順・引っかけの指摘が読めます。
下層路盤の築造工法を1つ挙げ、その工法で所定の品質を得るための締固め時の留意点を2つ挙げ、解答欄へ簡潔に記述しなさい。
解答欄
正解
築造工法 模範解答
粒状路盤工法(クラッシャラン)
15 字別解
セメント安定処理工法
石灰安定処理工法
締固め時の留意点 ① 模範解答
1層の仕上り厚さを20cm以下とし、材料分離が生じないよう均一に敷きならしてから締め固める。
46 字別解
セメント安定処理では1層の仕上り厚さを15〜30cmとし、セメントの硬化が始まる前に締固めを終える。
石灰安定処理では最適含水比よりやや湿潤側で締め固め、締固め後は散水などで養生する。
締固め時の留意点 ② 模範解答
最適含水比付近で締め固め、乾燥していれば散水し、含水比が高いときは曝気乾燥する。
40 字別解
ロードローラと8〜20tのタイヤローラで締め固め、所定の締固め度(最大乾燥密度の93%以上)を確認する。
降雨により路盤材料が著しく水を含み締固めが困難な場合は、晴天を待って曝気乾燥してから締め固める。
要点(書けていたものにチェック)築造工法締固め時の留意点 ①締固め時の留意点 ②
要点の 6 割以上で「正解」扱いにします。
模範解答・別解は当サイトが作成したものです(主催者は記述式の解答を公表していません)。
解き方
- 舗装施工便覧(平成18年版)の下層路盤:粒状路盤工法はクラッシャラン等をモーターグレーダで敷きならし、1層の仕上り厚さは20cm以下を標準とする。締固めは10〜12tのロードローラと8〜20tのタイヤローラなどで行い、材料は最適含水比付近に調整する(乾燥時は散水、過湿時は曝気乾燥)。
- セメント・石灰安定処理工法(路上混合方式)は1層の仕上り厚さ15〜30cm。セメント安定処理は硬化が始まる前に締固めを終える。
- 締固め度の規格は国土交通省の品質管理基準で下層路盤は最大乾燥密度の93%以上(個々の測定値)。
引っかけ:上層路盤(粒度調整路盤)の1層仕上り厚15cm以下と混同しない。工法と留意点が対応していること(粒状路盤でセメントの硬化時間の話は書かない)。
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論点ページ:路床・路盤の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和5年度の前後の問題
出典:一般社団法人 日本道路建設業協会が実施した1級舗装施工管理技術者 応用試験 令和5年度(2023年6月25日(日)実施) 問4 (1)。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する