タックコートの施工箇所・目的・養生短縮
これは1級舗装施工管理技術者 応用試験 令和7年度(2025年6月22日(日)実施) 問4 (2)の問題です。論点は「アスファルト舗装の施工」(重要度A・解答の形は穴埋め・記述)。採点すると、解き方 2 手順・引っかけの指摘が読めます。
タックコートを①施工する箇所、②その目的について解答欄へ簡潔に記述しなさい。また、③寒冷期施工や急速施工における養生時間を短縮する方法について2つ記述しなさい。
解答欄
正解
①施工箇所 模範解答
基層や中間層の上、オーバーレイする既設舗装の上
23 字別解
下層のアスファルト混合物層の上面
基層の上面やセメントコンクリート版の上
②目的 模範解答
舗設する混合物と下層との付着を良くし、一体化させる。
26 字別解
上下の混合物層を接着し、層間のずれやはく離を防ぐ。
新旧の層を付着させ、継目部や構造物との接着を良くする。
③養生短縮方法 1 模範解答
アスファルト乳剤を加温して散布し、分解を早める。
24 字別解
散布後にロードヒータで加熱し、乳剤の分解を早める。
分解の早い速乾型のタックコート用乳剤を用いる。
③養生短縮方法 2 模範解答
散布後にロードヒータで加熱し、乳剤の分解を早める。
25 字別解
アスファルト乳剤を加温して散布し、分解を早める。
分解の早い速乾型のタックコート用乳剤を用いる。
要点(書けていたものにチェック)①施工箇所②目的③養生短縮方法 1③養生短縮方法 2
要点の 6 割以上で「正解」扱いにします。
模範解答・別解は当サイトが作成したものです(主催者は記述式の解答を公表していません)。
解き方
- 舗装施工便覧(平成18年版)のタックコート:新たに舗設する混合物層とその下層の瀝青安定処理層、中間層、基層との付着および継目部や構造物との付着をよくするために行う。材料は通常アスファルト乳剤(PK-4)を用い、散布量は0.3〜0.6L/m²が標準。
- 寒冷期施工や急速施工の場合には、養生時間を短縮するために、アスファルト乳剤を加温して散布したり、散布後にロードヒータにより加熱したりする(舗装施工便覧)。分解の早い速乾型のタックコート用乳剤を用いることも行われる。
引っかけ:プライムコート(路盤の上、なじみ・防水・毛管上昇の遮断)と混同しない。③は2つが同じ方法の言い換えにならないようにする。
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論点ページ:アスファルト舗装の施工の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和7年度の前後の問題
出典:一般社団法人 日本道路建設業協会が実施した1級舗装施工管理技術者 応用試験 令和7年度(2025年6月22日(日)実施) 問4 (2)。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する