縦継目の施工上の留意点(ホット・コールド)
これは1級舗装施工管理技術者 応用試験 令和7年度(2025年6月22日(日)実施) 問4 (3)の問題です。論点は「アスファルト舗装の施工」(重要度A・解答の形は穴埋め・記述)。採点すると、解き方 3 手順・引っかけの指摘が読めます。
舗装の施工に関する下記の問に答えなさい。
道路を複数車線に分けて加熱アスファルト混合物を舗設する場合、隣接する舗装との一体性が低いと、供用後に縦継目部が開いたりひび割れが生じたりすることがある。この縦継目部の開きやひび割れを発生させないためには、継目部分の締固めを十分に行う必要があるが、そのほかの施工上の留意点を①ホットジョイントの場合と②コールドジョイントの場合に分けてそれぞれ解答欄へ簡潔に記述しなさい。
解答欄
正解
複数のフィニッシャで同時に舗設し、先行側の継目部5〜10cm幅を転圧せずに残し、後続側と同時に締め固める。
53 字先行レーンの混合物が冷えないうちに隣接レーンを舗設し、継目部は両側の混合物をまとめて転圧する。
フィニッシャ間の距離を短く保ち、先行側の縁部の温度が下がる前に後続の混合物を敷きならして転圧する。
先行舗装の縁部の締固め不足の部分を切り取り、切断面にタックコートを塗布し、ヒータで加熱してから舗設する。
52 字既設側に混合物を5cm程度重ねて敷きならし、ローラを既設側に多く載せて転圧する。
上下層の縦継目を15cm以上ずらし、表層の縦継目は車輪の通過位置を避けて区画線の位置に合わせる。
模範解答・別解は当サイトが作成したものです(主催者は記述式の解答を公表していません)。
解き方
- 舗装施工便覧(平成18年版)の継目:縦継目にはホットジョイントとコールドジョイントがある。ホットジョイントは複数のアスファルトフィニッシャを併走させて舗設し、先行側の縦継目側5〜10cm幅を転圧しないで残し、後続の混合物を敷きならした後に同時に締め固める。
- コールドジョイントは、先に舗設した舗装の縁部の締固めが不十分な部分や損傷部を切り取り、清掃して継目部にタックコートを施工し、ヒータで加熱してから舗設する。敷きならしは既設舗装に5cm程度重ね、転圧はローラの大部分を既設側に載せ、新設側に15cm程度かけて行う。
- 上下層の継目は同じ位置にせず、縦継目は15cm以上ずらす。表層の縦継目は車線の区画線の位置にし、車輪の通過位置を避ける。
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令和7年度の前後の問題
出典:一般社団法人 日本道路建設業協会が実施した1級舗装施工管理技術者 応用試験 令和7年度(2025年6月22日(日)実施) 問4 (3)。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する